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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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聖地? 心霊スポット?? 『富士の人穴』探訪記 ①

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『人穴に入れるようになったんだって!』

LINEグループのおしゃべりにて
ハロちゃんが教えてくれた。

えええ?
そうなの?



『富士の人穴』は
なかなか ただならない富士山の溶岩洞穴だ。

数多ある、富士山の作った溶岩洞穴の中でも
これだけの伝承があるのは、ピカ一だろう。

だいたいが、
『人穴』って、なによ〜〜。

そのネーミングの不気味さ故にか、
あるいは、鎌倉時代からその怪奇な話は知られていて、
さらに
その後、富士講の開祖『長谷川角行』が
この中で入滅した、とのことから
聖地と崇められたり、

なんだけど、
一般的には(?)
魑魅魍魎(ちみもうりょう)が棲まうのだと、
まことしやかに、伝わっている場所だ。


『人穴には古くから数々の伝説があり、最も古い記録では、鎌倉時代の代表的な歴史書「吾妻鏡」に、人穴についての記述があります。

健仁3年(1203年)6月、2代将軍・源頼家が巻狩りの道中、家臣の新田忠常に人穴調査を命じています。調査に入った主従6人は霊的体験をし、郎従4人は急死。忠常は将軍から賜った剣を献上し,翌日やっと戻ることができたと綴られています。
その最後には、「浅間大菩薩の御在所」であるという古老の話も付されているのです。

これは後の御伽草子(おとぎそうし)・「富士の人穴草子」にも探検の様子が記され、その存在が広く知られるようになったといわれています。
興味深いのは、既に13世紀には人穴が神聖視されていた点です。

この人穴で修業・入滅をしたのが富士講の開祖・藤原角行です。
16~17世紀、角行は洞内で修行をし、悟りを得たとされています。また、人穴を「浄土(浄土門)」であると述べたとの伝承もあることから、富士講の聖地として参詣・修行の場となっていきました。

※浅間大菩薩、浅間大神:富士山に祀られる神

洞内は、崩落の危険性、文化財保護の観点から、許可なく無断での入洞禁止。』

(こちらより)






とまあ、
快挙のいとまがない。

都市伝説みたいなものだけど
現在の『富士の樹海』よろしく
昔から、人は怖いものが好きらしい。


ところが、このわたしは
富士山の作りたもう 溶岩洞穴で
人が入れるところはほとんど入っているのだけど
この“人穴”だけは、
入る機会を失っていた。

(2012年のその時の記事です。)


この時は、誰でも入れる溶岩洞穴だったのに
なんどか、懐中電灯を持っていなかったことで断念。
その後、2013年6月に、富士山が世界文化遺産に登録されてしまい
何もかもが、変わって行った。
ここの洞穴は
上記の赤字分のように…

洞内は、崩落の危険性、文化財保護の観点から、許可なく無断での入洞禁止。』

チェーンが張られ、入洞禁止となってしまった。


前出の、ハロちゃんの情報
『人穴が入れるようになったらしいよ〜。』
に、

ワダシもイグ〜〜!!!

と、小躍りした。

ヘルメットは?ヘッドランプは??
わたし、用意するよ!
と、溶岩洞穴フェチなわたしは虎視眈眈。

だけど、ちゃんとしたガイドのもとに
ヘルメットもライトも貸し出ししてくれて
しかも予約制だというのだ。

そうなの〜〜?

それで、ハロちゃんとわたしの二人の都合のあった
9月22日!
(つまり、昨日なのだね。)決行と相成った。

すると、同じグループLINEのリリーちゃん、
当日、都合がつくらしく
『わたしも行きたいですー!』と、参戦。

かくて、
9月22日
3人で行くことになった。

あ、この3人は
奇しくも、あの満月に、御来光をみた3人だわ!



さて、
この日(9月22日)は

秋分の日の、1日前、
中秋の名月の、2日前、
満月の、3日前、

22
フジの日
3人で、富士人穴へ???


途中、
旧上九一色村付近で
わたしは霧に包まれ
ノロノロ運転に!



こわ〜い!

どうなってるの???



というわけで
続く…

マジ???











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