“みちのくの旅”
の
番外編です。
とても、とても気になっていた
ある、民俗学的なお話。
9月1日
生まれて初めての、青森県
三内丸山遺跡の後、
ひたすら、南下して
宿泊施設に向かいます。
ご馳走は、予想通りでした!
ヒバの湯
冬はどんだけ雪深いのか…
出発の朝
わんこ散歩にて
付近を探索すると
友人が『変なのがあるよ、ここはお地蔵さんがないんだね。』と妙なことを。
変なの?
へんなの?って
なに???
こ、こ、こ、
これは!!!
『鍾馗さま』でないんかい?
鍾馗さま、とは
もともとは
中国の、道教の神さま?
ウィキペディアからお借りしました。
なんだけど、
ここ、東北を中心として
なんだか民間信仰に結びついてる!
秋田市内から、白神山地の世界遺産センターへ向かう時
『きみまち阪道の駅』で
発見して
その説明文を見て
ええええ〜〜!
と思ったのではなかったか?
鍾馗さま
の鍾馗さま。
なんだけど、
ビックリ!な記述あり。
中国の神さまなのだけど
なんと!
男の鍾馗さま、と
女の鍾馗さま、があり
村の端と端に鎮座しているのだが、
9月のお祭りの日
和合させる!というのね。
鍾馗さまには、立派な男根があり
女の鍾馗さまには
その逆があり
それを、陰陽和合させるのだと!
これは、もちろん
神仏習合なのだけど
もっとおおらかな
性、そのものの
民俗的な習慣によるものなのだなあ、
わたしはいたく感心した。
これは『木製の鍾馗さま』
と言われるもので、
藁の鍾馗さまも
東北各地に祀られているらしい。
そうして
同じようなものが
『鹿島さま』と呼ばれることもあるらしいのです。
藁で作られることの多い『鹿島さま』は
やはり
なぜか立派な男根があり
鹿島さまも
鍾馗さまも
なぜだか、縄文遺跡がある地方に
多い伝統な気がします。
このあと、
縄文の、ストーンサークルの話になりますが
やはり!
おおらかな性、
というテーマに
行き着くような気がします。
性と死は
同一のものなのか???