今日は
三内丸山遺跡に隣接した
『さんまるミュージアム』を訪れたお話です。
星さんのガイドが終わり
こちらの展示室へ行きました。
話が後先になって申し訳ないのですが
星さんの話が濃すぎたので
こちらを先にご紹介してしまいますね。
掘立柱建物
この話を書くのは
次の機会にします。
いかに六個の穴が巨大だったか!
この中にあった、クリの大木の柱は
現在はここで見ることができます。
『さんまるミュージアム』
『 三内丸山遺跡から出土した重要文化財約500点を含む総数約1700点の遺物を展示しています。入口のタイムトンネルを抜けると左手に「縄文のこころ」コーナーがあります。ここでは、重要文化財の大型板状土偶をはじめ、「ヒスイ製大珠」「クリの大型木柱」などを展示しています。』
これ以上退化しないよう、
真空のカプセルの中に保存されている、
このクリの木は、
縄文の謎を解き明かす
生き証人です。
大きな甕は
縄文の謎の一つですが
土器の当初は
雨水を溜めるための“水瓶”だったのでは?と
考えております。
わたしもきっとこれを
祈りながら作ってたんだわ。
それは水への祈りだっただろうな。
そうして
十字の板状土偶。
これはまたまだ謎ですね。
糸魚川産の
翡翠の大珠も
“縫う”という行為を示す?
ここからは、矢尻やつり針よりも
縫い針のようなものが多く出土しています。
ここから出土した、あまりにも有名な
“縄文ポシェット”
もしかしたら、上野へ出張に行ってたかな?
(わたしが三内丸山遺跡へ訪れた次の日、上野の『縄文展』は閉会になりました。)
麻で出来ているようです。
レンタルも出来て、インスタアップも出来るかも。
わたしは余りにも似合いすぎて、やめておきました(^。^)
それから
石器。
いわゆる“十勝石”も多数出土。
ここで感じたのは
シカやイノシシなどの大型哺乳類を食べなかった
クリの木をひたすら植えていた、
4000年前まで
1500年の長きに渡って
ここで、平和な暮らしを営んでいた
三内丸山の人々。
彼らは、どこへ行ったのか?
パラレルワールド
この平行世界の中で
いま、ここに
存在しているのだろうか?
続きます。