久しぶりに
畑の話です。
今日は2時間のネイチャーガイドが
午後ありましたが
午前中は
畑の作業に勤しんでいました。
畑の作業といえば
例年は、わたしの担当は“収穫”だったのですが、
今年は、雑草との闘いが主な作業となりまして…
あれれ?
『雑草という草はない』んではないかい?
そうそう
雑草、と便宜的に言ってしまいましたが
それぞれに名前があり
(どうせ人間が付けた名前なのですが)
ハキダメギク、
アカザ、
オノコログサ
などなど
敬意を払いつつ抜いていくのです。
『野菜たちの救済』という大義名分を決めてから
これはこれで、ハマる作業となりました。
わが畑の数日前の画像です。
どれが雑草か
まったくわからないほど混沌としてます。
左上がトウモロコシ。
ホワイトコーンだけを半分植えました。
雑草の中で健気に成る野菜たち。
枝豆は、大きくなる前に
おそらく野ネズミのご飯になってます。
トマトが赤くなると医者は青くなる
といいますね。
ほんとうだとイイね!
ダイエットは成功してないんだけど…。
楽しみです。
なんだか地球みたい( ◠‿◠ )
白ゴーヤを植えました。
ブラックジョーという黒いカボチャだそう。
まだ青いね。
やんやかや
一日でこれだけ収穫出来て
あ、
今年は初めてキャベツの苗を頂いて
ほんとのキャベツが実りましたよ!
(左上のふたつ)
さて
ここのところ畑の雑草抜きにハマってます。
100坪ほどの畑の雑草なるものは
一日2時間かけても
抜けるのは、ほんの少しだけ。
機械を使えば早いんだろうけど
わたしは手で抜きます。
あたりには
虫の羽音が響きます。
それで思ったことは
虫たちも忙しくって
草を抜いてるわたしなんかに
かまっちゃいられないんだな、ということでした。
主な羽音は
マルハナバチなどの蜂たちの蜜や花粉を集める作業の音。
まわりのマツヨイグサなどの花粉を集めているのかな?
たくさんの蜻蛉も飛んでいます。
こちらは羽音はなく、スイスイ飛んでいきますが
畑に集まる虫を、食べてくれるようです。
土の中にも有用な微生物が住んでいます。
それらのものたちのために
けして
消毒と称して農薬などの散布は出来ないなあ
と
改めて思いました。
雑草抜きは
瞑想のようです。
大地と
地球とつながる時間です。
虫の羽音は
心地よい音楽のように思えて
数千万年昔から続いている
植物と動物たちの営みのつながりのBGMに聴こえてきます。
わたしたち人間の進化はとても早いのだけど
この存在たちは
変わらずに生きている。
これ以上、進化しなくても
これはこれで
完成された営み。
この
マザーアースで生きる
生きとし生きるものたちの
生きざまを
小さな畑の隅っこで
今日も感じます。
ホワイトコーンは
ほとんどすべての収穫が終わり
茹でます!
ホワイトコーンは
茹でるとほのかに黄色くなるのね。
とても甘い!
大地の営みと
その上に生きている
すべてのものたちに
今日も
感謝の一日となりました。
かぐや姫の物語より
天女の歌
作詞:高畑勲 坂口理子 作曲:高畑勲
まわれ めぐれ めぐれよ 遥かなときよ
めぐって 心を 呼びかえせ
めぐって 心を 呼びかえせ
鳥 虫 けもの 草 木 花
人の情けを はぐくみて
まつとしきかば 今かへりこむ