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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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その三 『記憶する太古の石』(アシタカのカミへの邂逅 0618)

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ミシャグチが祀られていた
『船津浅間神社』から
さらにアシタカ山登山道に登っていくと

『十三石がありますよ』

この話は、oyaoyaさんから情報を頂いていた。


わたしはこの日
この十三石をこの目で見てみたいと思ったのです。
だけど
探検隊のリリーさんは
『わたしは車で待ってます』
と宣う。

きっと、何かを感じてるんだろう。

世界一の鈍感力を持つわたしは
なにも感じない。

はじめは
『じゃあ、みんなが行きたいとこに行こう!
愛鷹山探検隊は、来週もあるんだから^ - ^』
と太っ腹を見せていたわたしなのだけど

ねえねえ
春山川に沿って、
愛鷹山の登山道があるって。
登ろう?

結局、その登山道を行ってもらうことに。
(ここんとこ、強引だ。)

すると…

うわぁっ!
ここ!
アヤシイ〜〜
好きっ!

という『こんもり』を見つけてしまった。

そこが、なんと
『十三石』のある
祓石稲荷神社だったこと
通り過ぎてから気がついた。

なんだって???

とりあえずは
春山川に沿った愛鷹山登山道を
グングン登ってもらうことにした。

すると….

素晴らしい眺望が!

駿河湾と
あの、烏帽子岩(石長比売を祀る)が
一望だ!


狂喜乱舞する
探検隊の4名。

そうして
ここから踵を返して
ひたすら、下山する。

目的は
もちろん…。

あのアヤシイ
祓石稲荷なんだな。


人の訪れを拒むような
小さな狭い鳥居。


ふたつあり、
それを潜って

さらに小さな鳥居あり。


この時点で
リリーさんはついてこないし、
くみちゃんは
『重い…』と呟き
そこから上がらない。


わたしとハロちゃんだけが
グングン進む。

ハロちゃんは
『笛を吹くときは白い布を被るといいよって言われたの』
そう言って
用意周到
白い布を被る。




わたしも
クリスタルチューナーで
まわりの石を共鳴させる。

すると
不思議なんだけど、


空気が軽くなった。


下の段にあった『十三石』

すると
くみちゃんも
リリーさんも
『ハロちゃんの笛の音で来れましたあ』
上がって来れるようになった。


わたしは密かに
あの
精麻のお陰もあったのだと思っています。






こんな不思議な石もあった。

ここにある石は
すべて安山岩で
十万年前の、愛鷹山の噴火の記憶を
それぞれに留めているのだろうな。






続く、お茶畑。


巨石と水の山
愛鷹山の麓には
さらなる重要なポイントがありました。

続きます。



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