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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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その一 『阿気(アケ)大神とは? 』(アシタカのカミへの邂逅 0618)

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昨日のお話の続きです。

愛鷹600のレストランで
ビュッフェを堪能した後は
お決まりの

どこへ行く?
てな話になり

すでにここの立地の“とんでもなさ”を
四人は理解していた。

あの
赤野観音堂の
すぐ上に
この施設は位置していたのだ。


『赤野観音』と書いて
アケノ、と読む。

ここのことは
沼津在住のくみちゃんからすでに聞いていたし…

(この辺りのひとたちは、赤野観音の元旦の朝に行って初日の出を拝むんです。
赤野って書いてアケノって読むんだけど
“ア”の神ですよねえ…)

ふうん、そうなんだ。
とその時は流していたけど
その場所には結局、関わることになるのだな。

5月10日、
赤野観音である十一面観世音の立像が安置してある
ここのすぐ下の
廣大寺に
なぜか、寄ったのです。


(我ながら、なんというタイトルなんだ!)

この時も
まさか、赤野観音堂に行く日が
こんなにも早く訪れるとは思わなんだ。

到着したそのとき
唖然として
開いた口が塞がらないほどの…


大地から畝るように存在する
御神木!!!

なんじゃ、これは‼︎


すごおい…

富士山北麓では
御神木といえば
杉かヒノキで
すっくりと天に向かって伸びている。

なのに
南麓にくると
たおやかに
自由に
うねる、御神木。




お茶畑が広がるのも
わたしには、あまりに新鮮で。



ここは
観音霊場だそうです。



江戸時代中期の建築物は
沼津市でも珍しいそうです。




カヤの大木もあり、
廣大寺にもあったけど
温暖な地域にしか存在しないのか
またまたわたしには新鮮。、


ズラリと並ぶ
石仏。


月と太陽?


観音堂の背後にある
三十三観音。


『赤野観音堂
 駿豆横道33霊場第15番。
 場所 沼津市柳沢字赤野
 本尊 十一面観音
 宗派 真言宗
 由緒 
この辺りの地名を阿気野といい、もとは阿気大神が祀られていたと伝えられている。
此の神社は現存しないが、その本地位と考えられる寺院の観音だけが残り、現在は広大寺で管理している。

 観音堂は寺から2kmほど登った愛鷹山の丘陵上にある。本尊は、天正9年(737)行基菩薩作と伝えられている。萱葺きの精巧な観音堂は、江戸時代中期の様式を伝えている。

寛永14年(1637)に再建されたもので、左甚五郎が日光東照宮からの帰途に、藁人形を使い3日3晩で仕上げたと伝えられている。

山号額は、幼少の頃此処に参籠し、出家の誓いをした といふ白隠禅師晩年の書。境内に大栢がある。
広大寺はかって愛染院(廃寺)の末寺だった。

この赤野観音堂は沼津市内数少ない江戸時代の建築様式を示す 建物で、市指定有形文化財となっている。

木造、茅葺き、寄棟造りの平屋建てであり、内陣は唐様式の鏡天井で、天井には龍、正面両面の壁面には飛天(天女)の舞う姿が描かれ、外陣・外
回りは化粧天井になっている。

屋根の茅葺きを除き創建時其のままなのでかなり老朽化し、極彩色の絵画も薄れているが、よくまとまったお堂である。
(沼津市資料)』




飛天(天女)!


そうして
中央には
龍!
(わかりずらい….)


うわうわ〜〜!

そうして


説明文に

やはり
『阿気大神(アケ オオカミ)』の記述が!


なにものなの?

これを検索してみたら
またまた、ドツボにハマって行きます。

伊豆から来た
『新しい神』らしい。

また?
伊豆?

そうして
出雲にも
『伊那阿気神社』なるものがあるみたい。

また?
出雲?
伊那???



きゃー!





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