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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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アシタカ…番外編 『リリー レポート①』

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本題に入る前に
まずはご報告。

6月1日
富士山に、また雪が降りました!


薄っすら白い!




さて
5月31日のお話の続きです。



愛鷹山の南麓に
“ミシャグチ”が祀られているって???

縄文のカミ
石神、そして蛇神。

いや、しかし
『ミシャグチ』とは表立って出てこない。
その、奇妙なカミの名は、


①シャモジに転化している。
②杓子(しゃくし)に転化している。
③漢字で御社宮司や御射宮司等と書かれる。

この地方(沼津、富士市)の場合は
“社宮司”と呼ばれているようなので
とりあえずそれで検索してみると…

出たーーー!!!


『1.ミシヤグチ神とは

ミシヤグチ神は、自然万物に降りてくる精霊と言われます。

 ミシヤグチ神は洩矢神の後裔の神長官(守矢家)邸の一画に祭られています。守矢家で現在78代目となっています。 一子口伝の秘事として伝えられてきていましたが、2~3代前に多くが失われたようです。

守矢神長家の話 守矢早苗 (「神長官守矢資料館のしおり」より)

 諏訪大社の祭政体はミシャグチ神という樹や笹や石や生神・大祝に降りてくる精霊を中心に営まれます。家ではミシャグチ様と呼んでいましたし、多くの呼び名や宛字のある神様ですが、ここではミシャグチ神とします。そして、一年に七十五度の神事が、中世までは前宮と大祝の住む神殿、そして冬季に掘られた竪穴である御室や十間廊、八ヶ岳山麓の御射山(現・諏訪郡富士見町)で行われました。  そのミシャグチ神の祭祀権を持っていましたのが神長であり、重要な役割としてのミシャグチ上げや、ミシャグチ降ろしの技法を駆使して祭祀をとりしきっていました。

 ミシャグジ、ミシャグジ様、ミシャグチ、ミサグチと呼ばれます。またそれを祀っていた諏訪の氏族、守矢(洩矢)氏の姓から、モレヤの神、モレヤ様などとも呼ばれます。漢字では、御社宮司や御射宮司等と書かれます。

 諏訪湖の土着神で、縄文時代から祀られてきたともされています。現在でも諏訪大社(特に上社)に祀られ、蛇神、また御射山をご神体とする山神で、ミシャグジ降ろしの祭祀において憑依託宣(ひょういたくせん)する神です。

 この地方の伝承によれば、元々は何柱かの土着神がいたようで、それが次第にミシャグジに集合されていったと考えられています。現在は神格として、蛇神(山神)兼、狩猟神となっています。

 古くはモレヤ神が木石の神、チカト神が狩猟の神、ソソウ神が蛇神などとして、別々の神格として祀られていたようです。


(カムナビさんのサイトよりの転載です。)


そうなんだ!
やはりこの船津の浅間神社にある祠!


石自神宮
またの名を『社宮司』!
(画像はお借りしました)


そうして、飯綱神社のすぐそばにあるという
おしゃもっさん!





今すぐにも飛んでいきたいけど
そうも出来ないわたしは
リリーさんからの報告を待っていた。

5月31日夕方

キタ〜〜〜〜!!!


待望の、レポートが!

まず、画像が。

船津の浅間神社。



スンバラしい大楠さま!


わりかし謙虚な拝殿?


で…
大楠さまのそばに、


こちらが、くだんの…


(注連縄が、蛇っぽい…)

石自神宮?
社宮司???


飯綱神社へも行ってくれました。


やはり大木に寄り添って


これが
『おしゃもっさん』

その前に
湧き水あり。




これはすごい。

でかした!リリーさん。

やはり水の山、アシタカの
渾々と湧き出るお水は
この祠の下から湧き出て見えるのだそう。


大木
湧き水
石祠…

形を変え
縄文の頃より
この地に祀られし

『自然万物に降りてくる精霊』


すごいわあ、
アシタカ!!!


富士山は
すべてのものを溶岩流に飲み込んでしまった。

溶岩流の下には
平安時代以前の
たくさんの遺跡があると考えられている。

それはそれで、ロマンなんだけど。


アシタカは
タイムカプセルだ!!!




さらに
リリー レポートは続きます。



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