数日前に
すでに雪の情報が出ていたので
この日の『大人女子遠足 第三弾‼︎』は
延期になり…
それにしても
朝から降り続ける、雪。
玄関前の雪かきをしたら
サラサラの軽い雪ではなくて
重たい、春の雪だ。
かといって
この降りかたでは積もりそう。
家から歩いても行ける
一番近い神社にお参りに行く。
2014年に忍野村に引っ越して
最初に御参りしたのが、こちらであったのに
今年は早々から富士山の向こう側(静岡側)へ行く機会が多く
なんだかたくさんの神社仏閣を訪れることになったのに
今年、初めての御参りです。
ゴメンナサイ…
忍草浅間神社
と
内野浅間神社。
そもそも、忍草村と
内野村が合併して出来たのが『忍野村』なんだけど
たくさんの観光客の姿があるけど
こちらは、杓子山の南斜面にひっそりとあるので
いつ訪れても、どなたもいなくて
地主神と向き合う
そんな気配に満ち満ちている。
しんしんと
降り積もる春の雪。
春分
これもまた、大いなる区切り。
桜の神紋。
山梨側の浅間神社はすべてそうなのかも。
ここも
『せんげん』と呼ばずに
[あさま』と呼ぶのかしら?
火の鳥、
フェニックス…
火の神なので?
『栃の木』
これは、富士山の北麓側に共通している。
杉か、栃の木。
富士山の向こう側では
黒松か、楠(くすのき)だったなあ。
帰り道
わたしの足跡だけ。
この神社は
表向きは『木花開耶姫』だけど
じつは、『梅若王』という南朝の皇子をお祀りしているのだという伝説があり
わたしはその話が気になる。
伝説通りに
宝篋印塔なるものが実際にあったので。
(その時の記事です。)
山梨県 神社庁より
『南北朝合の後応永年間一品兵部卿尹良親王は南朝の四皇を奉祀して四皇三社浅間大神と稱し奉る。
人皇第一〇二代後花園天皇永享六年尹良親王の従兄與良親王の孫梅若王神主となる僅か三年にて永享八丙辰三月十五日薨ず。
其の霊を産土神に祀る足利氏に憚り富士浅間神社と稱す。
明治五年村社に列す。明治五年村社に列す。』
南朝の隠れ里と称された
忍野村らしい
さもありなん な、伝説だけど…。
しめやかに
春分の雪は降り続け、
お宮を白く染めていく。
梅若王の墓の上にも
しんしんと。