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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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樹海に春の訪れ ミソサザイの trèmolo が響く 0314

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やっと記事と現実が追いつきます。


昨日13日と
今日14日のお話です。

両日
青木ヶ原樹海に深い興味をしめされた
フォトジャーナリスト
カール・コート氏をご案内します。

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インスタですでにアップした画像ですが
左は、通訳のzakiyama氏(ご自身もフォトグラファーです)


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撮影する、カール氏。


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昨日(13日)
溶岩の下で、ピョコピョコ動いている小さな鳥をカール氏は目ざとく見つけた。


ミソサザイですね、というと
zakiyama氏がスマホで検索し
英名はなに?とカール氏。

どうやら、(彼はイギリス人なので)野鳥には詳しいようで。

ミソサザイは『winter wren 』という、と
zakiyama氏が伝えると
アメリカのミソサザイと
ヨーロッパのミソサザイとは少し違う、という話をしてくれた。

へえ〜
アメリカとヨーロッパ
どちらにもいるんだね。

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(ミソサザイ、画像はお借りしました)

すると、カール氏は、突然
コマドリの話を始めた。

イギリス人の彼は
ヨーロッパコマドリが、どれだけ人がの身近にいるのかの話。

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(コマドリ(ロビン)画像はお借りしました。)


なんと
クリスマスカードによく登場するのだ、とか。



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何故なんですか?
とのわたしの問いには
カール氏は答えられなかった。

おそらく
小さい頃から
ずっとコマドリ(ロビン)は身近な存在だったのだろう。

家に帰ってから
こんな逸話を見つけた。


コマドリがオスで
ミソサザイがメス???、




ミソサザイ(鷦鷯、Winter wren

英国ではヨーロッパコマドリ(European Robin, Robin)が『新年の魂』を、ミソサザイが『旧年の魂』を宿しているとして、クリスマスや聖ステファノの日(1226日)に「ミソサザイ狩り」が行われていたらしい。


前述のように、民話や伝承の中でしばしばヨーロッパコマドリはミソサザイと対になって現れる。かつては、それぞれオスのみ、メスのみだと考えられており[21]、「神の雄鳥」「神の雌鳥」として夫婦とみなされていた[21]。また、イギリスではヨーロッパコマドリが新年の魂を宿し、ミソサザイが旧年の魂を宿しているとして[13][21]クリスマスや翌1226聖ステファノの日に「ミソサザイ狩り」が行われていた[13][21]。そのため、19世紀半ば以降クリスマスカードには必ずヨーロッパコマドリが描かれるようになった[21]


わたしは
コマドリのさえずりは
ただ一度しか聞いたことがない。

ただただ
あの、十二ガ岳の高みより
さえずっておくれ、と
祈らんばかりです。
(絶滅危惧種に指定されていませんように)




今年初の
ミソサザイのさえずり。


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2日間の樹海のご案内は
無事、終了致しました。


ミソサザイのtrèmoloに送られながら…


今年も
樹海に春が訪れます。





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