やっと記事と現実が追いつきます。
昨日13日と
今日14日のお話です。
両日
青木ヶ原樹海に深い興味をしめされた
フォトジャーナリスト
カール・コート氏をご案内します。
左は、通訳のzakiyama氏(ご自身もフォトグラファーです)
昨日(13日)
溶岩の下で、ピョコピョコ動いている小さな鳥をカール氏は目ざとく見つけた。
ミソサザイですね、というと
zakiyama氏がスマホで検索し
英名はなに?とカール氏。
どうやら、(彼はイギリス人なので)野鳥には詳しいようで。
ミソサザイは『winter wren 』という、と
zakiyama氏が伝えると
アメリカのミソサザイと
ヨーロッパのミソサザイとは少し違う、という話をしてくれた。
へえ〜
アメリカとヨーロッパ
どちらにもいるんだね。
すると、カール氏は、突然
コマドリの話を始めた。
イギリス人の彼は
ヨーロッパコマドリが、どれだけ人がの身近にいるのかの話。
(コマドリ(ロビン)画像はお借りしました。)
なんと
クリスマスカードによく登場するのだ、とか。
とのわたしの問いには
カール氏は答えられなかった。
おそらく
小さい頃から
ずっとコマドリ(ロビン)は身近な存在だったのだろう。
家に帰ってから
こんな逸話を見つけた。
ミソサザイがメス???、
◎ミソサザイ(鷦鷯、Winter wren)
英国ではヨーロッパコマドリ(European Robin, Robin)が『新年の魂』を、ミソサザイが『旧年の魂』を宿しているとして、クリスマスや聖ステファノの日(12月26日)に「ミソサザイ狩り」が行われていたらしい。
前述のように、民話や伝承の中でしばしばヨーロッパコマドリはミソサザイと対になって現れる。かつては、それぞれオスのみ、メスのみだと考えられており[21]、「神の雄鳥」「神の雌鳥」として夫婦とみなされていた[21]。また、イギリスではヨーロッパコマドリが新年の魂を宿し、ミソサザイが旧年の魂を宿しているとして[13][21]、クリスマスや翌12月26日聖ステファノの日に「ミソサザイ狩り」が行われていた[13][21]。そのため、19世紀半ば以降クリスマスカードには必ずヨーロッパコマドリが描かれるようになった[21]。
わたしは
コマドリのさえずりは
ただ一度しか聞いたことがない。
ただただ
あの、十二ガ岳の高みより
さえずっておくれ、と
祈らんばかりです。
(絶滅危惧種に指定されていませんように)
今年初の
ミソサザイのさえずり。
2日間の樹海のご案内は
無事、終了致しました。
ミソサザイのtrèmoloに送られながら…
今年も
樹海に春が訪れます。