箱根山のカルデラ湖と云われる
『芦ノ湖』は
いつ頃出来たんだろう?
(ウィキペディアより)
『箱根火山のカルデラ内にある中央火口丘の一つで、成層火山である神山が、約3000年前に水蒸気爆発と火砕流を起こした際、山の一部が大崩壊を起こす山体崩壊が発生。カルデラ内にあった早川を堰き止めて芦ノ湖が生まれた。
なるほど!
神山の水蒸気爆発により、3000年前に、生まれたんだね。
『天平宝字元年(757年)、万巻は箱根神社を建立した後、伝承によると、人々を苦しめていた芦ノ湖の九頭龍を調伏し、現在の九頭龍神社本宮を建立して、九頭龍を守護神として祀ったとされる。』
九頭龍が守護神となったのは、西暦757年。
九頭龍社は、箱根神社の並びにあり、年間、沢山の参拝者が訪れる。
(画像はお借りしました)
芦ノ湖といえば、この写真がポピュラーだけど、わたしたちがこの日に訪れたのは、この手前の山の向こう。富士山を背にしているので、芦ノ湖と富士山は背中合わせになっている、そんな場所だった。
友人が機嫌悪くなったので、仕方がない。元来た道を戻ることになった。
373号線というのだ。
すると…
『深良隧道』なるものの
説明看板が…
『江戸時代、駿河国駿東郡深良村(現裾野市)の名主・大庭源之丞は灌漑用に芦ノ湖から箱根山の外輪山(湖尻峠下)を貫通するトンネルを掘ることを考えた。芦ノ湖の水利権を持つ箱根権現社の許可を得て、江戸商人・友野与右衛門の資金協力を受けて、1670年(寛文10年)に用水路を完成させた。この用水は「深良用水」と呼ばれ、現在は狩野川水系黄瀬川支流の深良川となっている。また、日本を代表する用水のひとつとして、農林水産省の疏水百選に選定されている。』
へええええ〜〜!
深良村(現 裾野市)は
富士山から流れた溶岩流のため、
井戸は掘れないし、水は溶岩に吸い込まれ、
昔から水には苦労した土地らしい。
1670年、箱根山の外輪山にトンネルを掘り、
芦ノ湖の水を深良村に流し、農業用水として使った歴史があるという。(黄瀬川支流とな!)
うむうむ…
水がつながっていくなあ…
水つながりは
それだけではなかった!!!
さらに373号線を下ると…
メチャクチャ、気になる場所を見つけ
友人に停車してもらう。
なにこれ???
だけれども…
ストーンサークルみたい。
わたしより先に行くな〜〜!
ん???
なんともいい感じ。
芦ノ湖
蘆乃湖
葦之湖
様々な表記があるけど
やはり
『阿始ノ湖(あしのうみ)』が
太古の呼び方なのだろうな。
海、
湖、
江、
全て『うみ』と読むけど
“う”は産まれるの“う”
“み”は
水、みづ、の“み”
みず、と書くより
みづ、と書いた方が
なみなみと満ち溢れる水のようすが
唇から溢れる気がするのは
わたしだけだろうか?
画像の貼り付けに限界が来てしまったので…
続きます。