先ほどの続きです。
こちらの土地には
いわゆる、かぐや姫の物語とは
異なるお話が
埋没していた。
埋没、と言ったのは
およそ、数百年の間
その物語を
誰も、心に留めなかったからである。
富士山の祭神は
どなたなのか?
それは、時代とともに変換して来たし
時の権力の都合の良いように
書き換えられても来たのだ。
わたしがこの物語に、新年早々にはまり込んでいるのも
実は、着地点が見えてのことだ。
わたしには
この日に起きたことは
かぐや姫からの伝言のような気がしています。
(画像はこちらからお借りしました)
富士市には
『比奈』という、地名があり
そこには『竹採塚』
なるものが残されており,
これこそが
『かぐや姫伝説』の中軸となっているらしいのだけど…
この画像を見たとき
わたしは
『わ!石‼︎
イワナガヒメじゃん‼︎』
と、思ったの。
きっとなにかが
古層でつながっているのだとも。
なるほど、
かぐや姫伝説にはふさわしい舞台のようだ。
ミュージアムの話に戻ると、
『東泉院』という真言密教のお寺が
この辺りでは時の権力に
莫大な加護をされていた。
しかし、明治の廃仏毀釈で
廃寺を余儀なくされて.
そこを、束ねていた『六所家』が
保存さていた膨大な古文書を
富士市に、寄与した。
その展示がある。
わたしは、さとちゃんから
『東泉院』の話を聞いた時
勝手に検索して、
もっとすごいものを発見してしまったんだ。
もちろん、
ダカラナノナノダ…
だけれとも
富士山麓には
とんでもない秘密が隠されているのかも知れない。
もう一度
ミュージアムに話を戻すと
東泉院が管轄していたとされる
いくつかの神社仏閣には
かぐや姫の登場人物(竹採りの翁、嫗]などの関わりが芬芬するのだと。
なんと
浅間神社に
本地『十一面観音』の文字。
大日如来=木花之佐久夜毘売=かぐや姫
=十一面観音???
修験道(村山修験)との関わりの展示など。
富士山南麓は
やはり
アヤシイ
アヤシイ
土地だった。
最後のお部屋には
富士市が発行した、かぐや姫の切手のデザインなどが展示されていたけど
この二人は
イワナガヒメと
コノハナサクヤヒメの
姉妹のように思えた。
根拠はない。
ほんとうのことを言うと
わたしは、どちらでも良いのだ。
富士山の祭神は
日本神話の世界では
コノハナサクヤヒメ?
イワナガヒメ?
神仙思想では
かぐや姫?
仏教や修験道では
大日如来?
不動明王?
その本地としての、十一面観音?
縄文の世界観では
アサマ
アソウマ(燃える山)
アベフチノカムイ
だが、
わたしには
おやま
男神でも女神でもなく
また、そのどちらでもあり
あなたは、ガイアそのもの
ただ、それだけであるのだ。