やっと書きます。
1月5日のお話は
『富士山かぐや姫』を、巡る旅
の、はずだったのに
ひょんな展開で
『十一面観音と 織姫』を、巡る旅
と、なってしまい
その日はそこで
お開きに。
また、機会を持って
『富士山かぐや姫』を巡る旅を、
必ずや行おう、
そう、心に誓ったわたし。
ところが、
ところが、
あくるあくる日
つまりは、
1月7日
奇しくも、
かぐや姫の里に
訪れることになったの。
話はこうである。
いつものように
悪友が
『買い物に行く』という。
わたしは、わたしも行く!といい
連れてってもらうことに。
向かった先は
『スーパーカインズ』
巨大なホームセンターだ。
そんな巨大なものは、山梨県にはなくって
車を、走らせるのは
『沼津市と富士市の境』
えええ?
富士市に行くの?
だったら、寄って欲しいところがあるんだけど…
『富士山かぐや姫ミュージアム』
なに?それ
そんなとこ、行かないよ!
ごもっとも、ごもっとも…
だけどね、(一昨日聞いたばかりなんだけど)
富士山世界遺産の構成要素から外されてしまった富士市が、
唯一、史跡の残る『かぐや姫伝説』で
挽回しようと、市の施設をリニューアルしたらしいよ!
ふうん、
なにそれ。
富士市に行くなら
ちょこっと寄ろうよ〜
悪友は渋々だ。
わたしは必死。
ナビをセットする。
すると、富士市は思ったよりも広くて
(山梨県の忍野村から山中湖村、て感じには行かないのである)
御殿場から、小一時間もかかる。
悪友を騙し騙し
そちらに向かう。
(あとから、悪友に“騙された”と言われた。)
沼津あたりから、ナビをセットすると
ナビが東名に乗せようとするので
せっかく一号線を走ってたのに、ローカルな
県道22号でクネクネ行くことになった。
それがその、22号線て、とんでもない曲者で
やたら、お寺だの神社だのを通る。
22号線は、東海道が定められる以前の古道で、
調べてみたら、古墳や遺跡だらけだ。
女王 卑弥呼に匹敵する、同時代の巨大古墳と認定された、あの『高尾山古墳』も
この街道の終点に存在するらしい。
『そんな愛鷹山の山麓をうねうねと走る狭い道がある。富士市吉原の旧東海道の追分(分岐)から沼津へと至る根方街道(県道22号線)だ。“根方”とは山麓の道という意味である。この道は、沼津から三島、御殿場へも通じていることから、古代の官道ではなかったかというロマンチックな説もあるが….』
(こちらよりの転載です。)
ああ、このままだと、かぐやの里にたどり着けないので
この22号線に関しては、日を改めて書きますね。
ナビだと56分、と言ってたのに
それは東名を使えばの話で
1時間半はたっぷりかかって
『富士山かぐや姫ミュージアム』に到着する。
『平成28年4月29日、富士市立博物館本館は愛称を「富士山かぐや姫ミュージアム」として生まれ変わりました。』
リニューアルして、まだ一年も経ってない!
竹細工!
このあたりには竹藪があり
市をあげての
かぐや姫伝説に、取り組んでいるようだ。
画像はこちらのコピー。
このイベント
ひまわりの、ママさんとさとちゃんも行ったっていってたなあ…。
富士市は本気のようです。
さて
富士山かぐや姫ミュージアムの話に戻ります。
こちらはテーマに合わせて展示室が区切られて
見応え充分。
わたしの大好きな
縄文遺跡のブースから始まるのだけど
夥しい数の
縄文遺跡や弥生遺跡、
そして、古墳、
その古層の神の上に
神社や仏閣が散在している。
この話にはまり込むと、
またまた終わらないので、ここはスルー。
『富士山のかぐや姫』のブースのお話へ。
わたしも知らなかったのだけど
富士山のかぐや姫のお話は
通常のお話とは異なって…
(こちらでは、スイッチを入れると、美しい影絵が楽しめる。)
美しく育ち
たくさんの求愛を受けるのだけど
富士山に登り
山頂の洞窟に身を隠す。
だが
帝はかぐや姫を追って
山頂まで来て