昨日のお話の続きです。
友人の希望で行った
富士宮の初売りは
大して買うものもなく
しかし、買い物が終わり車に戻ると
もう2時半‼︎
冬至を過ぎたとはいえ、まだまだ日が短いので
もう帰ろうか、とのことになる。
『どっちから帰ろうか?
ちょうど富士山の真逆にいるよ』
そういえばそうだね、
だけど戻った方が空いてるかも、
わたしはそう言ったけど、戻るのはつまらないとばかりに
すでに車は南下していく。
ぐるりと富士山のまわりを回って帰ることになったのはこの時だったのです
もっと時間が早ければ、海まで行こうなんて言っていたので。
富士宮の市街からは海が見える。
海無し県に住んでるわたしたちは
海を見るのは新鮮だ。
駿河湾が眼下に見えて
光ってる!
それに、暖かい。
というか
暑い!
お茶畑があるよ!
夏みかんだ〜〜!
窓開けてるよ!寒くないんだね〜
今の人見た?夏みたいな服だったよ!
➖7℃の寒冷地から来た
ぶくぶくに着込んだわたしたちは
いちいち声を上げる…
子供のくにの方に上がって行けばいいんだよね。
ええ!子供のくに‼︎
(富士山の静岡側の清掃活動のイベントで
よく使う場所でもあるし、昨年、富士川河口の清掃活動で、ひとり泣きそうになりながら雨の中を2時間運転した場所でもある。その時はスマホのナビでグルグルに回らされたんだ)
(えええ?
、と言うことは…)
忘れもしない10月19日
雨の中の海岸清掃の帰り
気になる場所があったのです。
(そのときのブログ)
帰り道、
“十里木”という場所を通るのだけど
『関所跡』という看板と、大きな鳥居が霧の中に浮かび上がっていたの。
うわうわ‼︎
と思ったけど
雨の中での海岸清掃と、慣れない場所の運転で
早く山梨に帰りたかったので
わたしにしては珍しく、寄らなかったのです。
そして、あくる日の
こちらのブログに出てくるシオンの民さんにその話をしたら
『十里木八幡でしょ!わたしもあそこが大好きで。すごく気持ちがいいんです。以前三島に住んでたときによく行きました。』とおっしゃったのね。
(そのときのブログ)
へえ〜八幡神社なんだあ…
なんだが意外な感じがしたものの
気持ちの良い場所、という言葉が心に響いて
それに、酉年にはトリ関係で色々あったので
酉年のうちに『十里木』に行ってみたいという気持ちがあったのです。
だけど、それも叶わないうちに年が明けて…
あれれれ?
まてよ〜
このまま走ると
あの鳥居の前を通るんじゃない?
わたしは慌てて、スマホのナビと車のナビを見比べてみた。
あ!通る‼︎
お願い!一箇所だけ寄って〜!
それにしても、おもしろい展開だ。
今日は、蟹座の満月、
シオンの民さんに初めてお会いして
その話を聞いたのが
天秤座の新月。
こりゃー 行かなくてはならない、
というより、この展開は
またまた、なにかあるのに違いない。
“十里木”は『じゅうりぎ』と読むので
なぜ、これで『トリ』を連想するのかというと
トリを、十理 とも書くので
酉年のうちに行きたいなどと思っていたわけです。
だけど、この日
こんなニュースもあったんです!
陰暦ではまだこの日は
霜月 とおかあまりむいか
つまり11月16日、
また、丁酉(ひのととり)なんだ!
だからなんだ、なのですが
わたし的には
初めて訪れるこの場所に
『間に合ったー!』という感覚が確かにしたのでした。
あった〜〜!そこそこ!
友人に車を停めてもらい、
逸る心で巡ってみます。
『頼朝の井戸』‼️
お昼にランチした朝霧の『まかいの牧場』では
頼朝の巻狩り由来の地名との看板があり
ぐるり富士山は、源頼朝関連の言い伝えが多いのだけど
この日に寄った二箇所に頼朝さんかーい‼︎
先に、関所跡を訪れてみます。
交通の要だったということ。
十里木街道というのね。
そして
八幡さま
霧の中に浮かんで幻想的な風景を醸し出していたのね。
ほかの季節に訪れてみたいものです。
ミズナラやブナの巨木も。
これが、頼朝の井戸???
湧き水があったために人が住み、関所や神社が出来たと思われます。
水神さまが祀られています。
赤い鳥居が現れて
いよいよ
八幡宮です。
そうかあ
源頼朝は、八幡信仰をしていたために
鎌倉に鶴ケ岡八幡宮を建てたのですね。
そして
こちらにも勘定した…
だから八幡さまなのね。
お参りしました。
あれれれれれれ…
初詣で、です。
鳥居からまっすぐに
太陽が沈む…
これもなんという采配なんだ…
この、十里木という場所は
わたしがネイチャーガイドになりたてのとき
植物の先生に連れてきてもらったことがあり
わたしたちのホームグランドである
青木ヶ原樹海と、植生が非常に似ているんだという先生の説明と案内。
それもそのはず
溶岩流が流れた後に形成された自然林
とのことで
十里木氷穴なるものまで近くにあるそうです。
うーむ
改めて、十里木の場所を調べてみたら…
すごいことに気がついちゃった!
なぜ、この日
ここに来たのかも。
うわっ終われない…
ごめんなさい
続きます。