明日は新月さんで
陰暦では、
長月のはじまりの日に当たります。
そんな、晦日の日
こともあろうに?
それとも必然で?
海へ行く。
富士の裾野の
富士川の河口へ。
流木の数々を眺め…
って
そんなセンチメンタルな話じゃないの。
大雨の中
200名のボランティアさんと
この浜を綺麗にしよう、という
『海岸清掃』の日なのです。
すざましい数のゴミは
ほとんどが
ペットボトル
空き缶
ドリンク瓶などなどの日常ゴミ。
清掃活動の日。
写真ではわからないかも知れないけど
ザンザン雨降りで。
ほんとにやるの?
なんだか泣きたいくらいの天気。
だけど、
到着した若者200名の顔は輝いていて、
わたしたち、スタッフも
テンションが上がってきた。
なぜかというと
あっという間に回収されたゴミの袋で
トラックがいっぱいになり
暗雲の空を吹き飛ばしてしまったのだから。
実はわたしは朝からナーバスで
この河口まで来るのに2時間
初めての道をひとりで運転して
ああ、もうイヤだ!
と、ほんとうに泣きたかったの。
初めて使うスマホのナビは分かりづらくて
あっちだの、こっちだの
グルグル回って
だのに
ちゃんと時間通りに指定の場所にいたわたし。
ああ、
もっと信頼すればいいのだわ。
宇宙の声を、いつも聞き逃して
かってに解釈して袋小路にはまる
そんなこんなを繰り返して
いま、わたしはここにいるけど
ちゃんと、指定した場所に来ているのだ。
それは、大我の自分が指定したのかもしれなくて
小さいわたしの意識は
こんなはずじゃない、って言ってても
いつかどこかで
ちゃんと、この場所を指定したのだ。
海をキレイにすることは
ほんとうに、清々しかった。
雨が降ろうが
槍が降ろうが、
今日は、やるべきことを、やる日であったのだ。
これをクリアしなくては
明日の新月を迎えられなかったのかもしれない。
これは、もちろんわたしだけのタスク。
200名の若い力とともに。
明日は、新月。
また、面白い不思議な日となるのでしょうね。
ストーリーはすでに
とっくに始まっているので。
みなさまも
ステキな新月をお迎えくださいね!