その日の朝、
今年、初の朝顔が咲いた。
なぜか宇宙を思わせる。
7月28日、
河口湖へ行き、
河口浅間神社に倒れたケヤキの木を見に行こうとしたら、
たまたま、
年に一度の『太々神楽』の日であり、
訪れた時間にちょうど、無形文化財であり、富士山世界文化遺産の構成資産でもある、『稚児の舞』に居合わせる、という
なんだか意味ある偶然が重なり。
その由来を家に戻って調べたら、
西暦864年の富士山の大噴火の次の年、
“あさまのおおかみ”の鎮めのために
執り行われたと、伝えられているのだという。
それは、いわゆる『貞観六年の大噴火』のことで、
青木ヶ原溶岩流は、セノウミを埋め、
その中にあまたある、溶岩洞窟も、そのとき形成されたもの。
くだんの龍宮洞穴は、
『セノウミ神社』と呼ばれ、
のちに雨乞いの神として、聖地となるのだけど、
わたしの車の中に入っている『雨乞いセット』も
そこのお水を含んだ溶岩がメインであるので、
一連の流れのつながっている符合に
今更ながら、驚く。
様々な用事を終えて
自宅に戻ったのが、4時過ぎ。
7月21日
龍宮洞穴へ行き、雨乞い祈願。
龍宮の石八つを、忍野八海に投入するも
雨は降らず、
7月23日
たまたま二合目、氷池白大龍王へ行き
そこの石と雪を頂き、
7月24日
忍野村内野の水神が祀られている
二十曲峠に祈願に行くも
そこは枯渇して、雨も降らず。
7月26日
西湖へ仕事へ行ったので、
龍宮洞穴に寄り、白大龍王の水と石を奉納する。
このときは、お湿り程度の雨が降る。
龍つなぎ07267月27日
雨乞いの助っ人とともに、西湖龍宮洞穴と、榛名池に白大龍王の水と石を奉納するも、
榛名池は枯渇して、雨も降らず。
そして、この日
自宅に戻るも、
やり残したことあり。
おもむろに、もう一度出かけることとする。
忍野八海に、白大龍王の水、そして石を!
八つの池全てを回る時間がなく
その必要もないように思えた。
北極星と北斗七星になぞられた
忍野八海。
北斗七星のヒシャクは、北極星の周りを回る。
ならば、
重要なのは、北極星。
忍野八海一番“出口池”
その奥の、ケヤキ(また、ケヤキだ‼)の下から流れる湧水口…
今朝の朝顔と符合する。
秋の七草では、アサガオは、キキョウのことであるので。
富士講の石碑があり、
この右側が湧水口なのだけど、
愕然‼
つまり、湧水口からの水が出ていないのだ!
こんな風景は、初めて‼
26日に、白大龍王の石を龍宮に奉納したときに(赤い溶岩がそれ)
龍宮の石を頂いてきたんだけど
(丸い十勝石の下にあるのがそれ)
龍宮の石(白大龍王のお水を含んでいる)を
池側に
ドボンと!
白大龍王の石を奉納したけど、
“ことのまま”
ことだまの神さまのお下がりのお塩を撒き
『雨を降らせたもう〜』
と、宣る。
その後
家に戻ると…
雨、
雨、
雨‼
結構、降ってきた。
畑から帰ってきた彼が
『良かった〜降った〜‼』
と、ご機嫌に。
恵みの雨は、
明け方まで降り続けた。
雨よ、雨よ
全てのものを、潤しておくれ…
植物、動物、キノコ、鉱物
生きとし生けるもの、全てを
(ありがとうございます。
龍宮に、お礼参りに行かなくてはなりません。)