水無月は、陰暦六月の呼び名で
今年は閏皐月があるので
陰暦では、また水無月ではないけれど
早くも
梅雨明け宣言が出てしまうのでは、との
噂の飛び交う
いわゆる“空梅雨”の年らしい。
６月２７日
つまり、昨日の話の続きなれど
この日の最後に
ほんとうに驚いたことが
これ！
源頼朝が陣を立てたことに由来する、と云われている
静岡県 富士宮市にある
『陣馬の滝』
昨年の今頃訪れたときには…
それが、
それが、
今日の陣馬の滝は…
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呆然とする
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そちらは、かろうじて流れているんだけど…
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これは、山頂付近。
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今年は…
水が無い！
呆然とする
事務局のＹちゃん。
実は、この滝は、
左側が
天子山地よりの水。
そちらは、かろうじて流れているんだけど…
富士山の雪解け水が溶岩の間から溢れる
五斗目木川の流れが…
無い！
ほんとうに驚いた。
なぜ？
富士山自体は、今年は雪が多いと言うことだった。
２５日の登山道の雪掻きの様子を
登山ガイドのレーコさんが送ってくれた画像は…
これは、山頂付近。
しかも、この時には、
ヒョウまで降ってきたそうだ。
なのに、
なぜ？
やはり、雨が今年は極端に少ないからなのだろうか？
このまま行けば
どのような影響が出てくるのかしら？
滝壺の面積は
去年の三分の一ほども無い。
富士山の雪解け水は
山麓で、湧水となる。
山頂の雪が、山麓から湧くには
平均、２０年の月日が必要となるらしい。
だから、
単純に、今年は雨が少ない、からといって
山麓の湧水が枯渇するわけではないみたい。
お山とお水の関係は
少し複雑で、
時差もあるのね。
水はつながっているので
数年(数十年)前に降った雪や雨が
今日の湧水量を決めるみたい。
富士山山頂の雪掻きを
２５日にされて来た、レーコさんに
陣馬の滝の画像を送ると、
『陣馬の滝、大好き！
だけど、滝が消滅したんだね〜！
びっくり！
雨乞いの時を迎えたかもしれないね！』
そんな、コメントをくださった。
それにしても、この日(６月２７日)は
足和田山という雨乞いの山
西湖と樹海という古代セノウミの跡
そして、この記事は…
陣馬の滝という富士山の伏流水の滝
三つの場所
いずれも、水に関連ある重要な土地を
訪ね歩くという、不可思議な日となりました。
さらに、
水を巡る旅は続きそうです。