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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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とよあしはらみずほの国へ 0610

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今日の職場は

ここ。

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いいでしょー?
とてもいいでしょ〜?

河口湖、大石公園。

昨日の職場は
ここでした。

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今日の場所からは正面に見える、
五合目、小御岳山頂から御中道。

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標高2300mは
まだ、春浅き様相でしたね。



さて、
今日のお仕事は
自然ガイドではなく

久しぶりの
環境保全活動。

こちらの公園には
こんな風にハーブなどが植えられているけど

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湖側には
葦がびっしりと。

芦(あし)は葦(よし)とも言う。

もともと、“あし”だったのね。

だけど、“悪し”に通じる、とのことで
“良し”に変えられた、というわけだ。

この国の最初の名前は
『豊葦原瑞穂ノ国』(トヨアシハラミズホノクニ)

豊かな葦原に瑞穂が垂れる国。

瑞穂は、稲の穂という解釈もあるけど
稲作が伝わる以前は
葦、そのものの穂であっただろう。

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湖畔から
御坂山塊を見るの図。

去年の葦の穂の下から
新しい今年の葦が伸びている。

オオヨシキリの鳴く声が響きます。

ギョーギョーシ
ゲゲシ、ゲゲシ

この鳴き声から
オオヨシキリは、『仰々しい』の語源となる
『行行子』と呼ばれている。

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(画像をお借りしました。)

オオヨシキリは
葦原の中に巣を作る。

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(こちらも画像をお借りしました。)

葦原が無くなると、
オオヨシキリは、営巣場所を失うのです。


それだけではない。

葦は、水質を改善してくれるのです。

生活排水に溶け込む
リンや窒素を吸収してくれる。

そして
水辺に棲む虫たちなどの生き物の隠れ場所を提供してくれて
魚たちの卵を産む場所ともなる。

だから、
トヨアシハラは、
豊かな水辺の生態系の温床でもあるんだ。

それを脅かす存在が
外来生物たち、



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みてみて〜!

こちらが
オオブタクサ、という可哀相な名がついている
北米原産の外来種。

旺盛な繁殖力で
葦の生息域を奪いかねない。

そして
アレチウリ

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(こちらも画像をお借りしました。写真を撮る機会を失いました。この時期は、ここまで繁茂しておりません。)

この植物も
北米原産。瞬く間に
葦原全体を覆ってしまい、
葦原の消失が危ぶまれるのです。

今日は
コンサルタント会社の50名の
マンパワーのおかげさまで

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ものすご〜い数の
アレチウリ、
オオブタクサの駆除が出来ました!

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フジよ
その湖よ

トヨアシハラミズホノクニを
取り戻すために
わたしたちは働きます。

わたしたち、人間が行ったことは
人間が、責任を持って。















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