どうみても山そのものを御神体としているように見えるのだけど
でも、調べたら
アメノコヤネだけではなかった。
春日神社の主祭神は以下の4柱。
総称して春日神と呼ばれ、藤原氏の氏神である。
武甕槌命 - 藤原氏守護神(常陸国鹿島の神)
経津主命 - 同上(下総国香取の神)
天児屋根命 - 藤原氏の祖神(河内国平岡の神)
比売神 - 天児屋根命の妻(同上)
そうか!
ここにも剣の神
経津主神(フツヌシノカミ)が!
拝殿と本殿の後ろに
何かあると感じて
失礼をばいたして
回り込めば…
三基の石祠。
一番左側には
また、田んぼの田の字…
おやおやおや…!
春日神社の祭神にも
フツヌシノカミがいらっしゃるからなの?
それとも、あの
魔王天のつながりなの?
(ついこの間の記事です)
魔王天神社へ0521
むせかえるような新緑のなか
本殿の後ろの右側にも
二基。
なにも書いていないので
なんの祠かわからずじまい。
ところが…
わたしはこの日
こんな本を図書館でかりて
持ち歩いていたのね。
こちらによると
諸神霊をまつる石の祠(ほこら)のことを石祠(せまし)と呼ぶらしい。
そして
この五つの祠は
『苗字神』というものなのであると!
『特異的なものとしては苗字神が数基あり郡内地方にみられるもの』
(鳴沢村の石造物)
神剣が奉納されていたのは
『小林家苗字神』
さらに
『渡辺家苗字神』
『三浦家苗字神』
『渡辺家苗字神』
『佐藤家苗字神』
渡辺家のがふたつあるのは
ふたつの系統に別れているからなのかしら?
実は午前中のツアーのあと
鳴沢村出身のサトーさんから
『鳴沢村の苗字は、昔は四つしかなくって〜。渡辺、三浦、小林、佐藤』
という興味深い話を聞いたばかりだったの!
うむむ…
やはり不思議三昧の
鳴沢村!
そうこうしている時、
春日神社を調べていたら
もともとの祭神は、
という興味深いブログさんにぶち当たる。
『百嶋神社考古学では春日神社の本当の祭神は、神大市姫(後のミズハノメ)と豊受姫(ウカノミタマ)の
母子です。父親はスサノヲ。
百嶋系図では神大市姫(かむおちひめ)は大山祇尊(月読命)と白族草野(かやの)姫の子で、大国主とコノハナサクヤ姫の姉になります。』
55.高貫春日神社探検記
百嶋ってなに?
初めて聞く名だわ。
こちらによれば
春日神社の本当の祭神って
神大市姫(後のミズハノメ)と
豊受姫(ウカノミタマ)
すなわち
女神たち???
(しかも、スサノオの娘だって⁉)
この神社が
水も滴る いい神社
と感じたのは…
なんだ、
なるほど、納得だ。
水も滴る いいオンナ
なんだか、すごくわかる〜。
女神さまたち
また、お参りさせていただきますね。
さあ、
まだまだ
探訪は続きます。