という作業が
じつはご神事であった話は
前回のブログで触れたけど
『塩作り』と言わずに
『塩炊き』と言うのは
その製法からきているのだと思う。
昔々、バリ島にいった時には
ビーチに、丸木舟のようなものが延々と並べてあり
そこに海水を入れて
天日干ししていた。
すでにキラキラした塩が出来ていて
舐めると、甘かった。
雨の多い日本では
天日干しは効率が悪く
ましてや、晴天率の低い日本海側では
『塩竃』の存在が塩作りに欠かせなくて
それで
『塩炊き』というようになったのではないか?
『塩釜』
塩竃とも書く。
佐渡の塩炊き。
そして
完全なるご神事としての
塩竃を見つけた。
『京都の南西にある小塩山にひっそりと佇む十輪寺は、平安時代の歌人在原業平ゆかりの寺である。裏手の山にはその昔、在原業平が遠く難波(大阪)の海から海水を運ばせ、山中で塩を焼いて立ち上る煙の風情を楽しんだという塩竈の跡が残されており、毎年11月23日には塩竈跡を清める塩竈清祭が行なわれている。』
このようにして
塩は命の糧であり
祓い清めもしてくれる
大切な存在だったのだ。
最新のメグちゃんからのメールは
塩竃さんのことだった。
『そういえば、kちゃんが寺泊に来た時に、白山媛神社からの景色を見て、塩竈の景色によく似ている、塩竈とここは繋がっていると、言っていました。
今年1月1日の写真です。』
今年1月1日の写真です。』
日本海特有の
鉛色の海。
ええええ?
白山媛神社と
塩竈神社がつながっている???
わたしはあの時、白山媛神社の下まで来て、時間が無くて、下からのご挨拶で失礼してしまったのだ。
kちゃんが来た時は、kちゃんの塩竈神社とトヨタマヒメさんの塩竈神社の祈り合わせのあとで、kちゃんから塩竈神社のお塩をいただきました。
塩で繋がってますか?
つながってる
見事に
つながってる‼
宮城と富士のふたつの塩竃さんの祈り合わせ、とは
去年の3・11のことだ。
(そのときの記事)
さらに
メグちゃんのメールは続く。
その頃、私は、職場の近くの玉津島神社が気になっていて玉津島神社も塩竈神社も別々で調べていたのにセットででてきて、本当にびっくり仰天したのでした。』
玉津島神社なるものが
寺泊にあるのね。
だいたい、わたしの弥彦詣では
火の玉石
玉橋
玉兎、と
玉尽くしではなかったか。
そうして
和歌山県和歌山の
神社を貼り付けてくれた。
こちらをみて
わたしも
『本当にびっくり仰天したのでした。』
まだ、まだ
続きます。