そう、
キーワードに『塩』が出てきたことで
再度、メグちゃんが調べてくれた。
弥彦神社の祭神
天香山命 (あめのかごやまのみこと)
と
熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)
の、夫婦神が
寺泊の男釜・女釜に上陸して
塩炊き(塩の作り方)を人々に教えた
という伝説が
ジモティーの彼女を駆り立ててくれたようなのだ。
今朝のメール
『寺泊の塩について分かったことをお伝えしますね。
①寺泊では戦時中までは、浜で塩炊きをしていたようです。いつまでしていたかは分かりませんが、80代のおじいさん達は、子どもの頃、塩炊きの手伝いをしていたそうです。(うちのジジの話)
②「塩炊き節」なる民謡があり、今では「浜っ子会」なる、これまた80代の踊り子さんたちが、かろうじて伝承しているそうです。(うちのババ在籍)
③寺泊銘菓「塩たき羊羹」があります。
寺泊でも買えますが、なぜか、弥彦の土産屋で売られています。』
うむむむ…
やはり
寺泊は、塩の町。
ありがとう、メグちゃん。
そして
塩炊きに関してもいろいろ調べてみたのだけど、もともとの塩炊きは、ご神事でもあるらしく、縄文時代からあるらしい。
そういえば
『塩の道』ってあったなあ。
よく聞くけど
正確には知らなかった。
ので
調べてみた。
すると
日本は、大陸のように岩塩が採れないので
すべて海の塩に頼っていたが、
各地に『塩の道』が張り巡らされ
日本海の塩を『北塩、または下塩』
太平洋の塩を『南塩、または上塩』
と呼び
両方のターミナルを
『塩尻』といったそうだ。
あまたある『塩の道』のうち
もっとも有名なのが
日本列島を南北に切る
こちらの道。
『千国街道』と呼ばれるのだけど
ええええ?
わたしはまさに、
松本からは、この道を北上して越後へ向かったのではないかしら?
しかし
変だなあ。
現在の道路は、この道を北上すると
直接は糸魚川へは行かずに
上越市に入ってから分岐するのだ。
すると、もう少し詳しい地図では
やはり、道はグインと東にふれる。
ここが、現在の分岐点となるのだろう。
ところで、新潟は
現在
上越、中越、下越、に別れる。
新潟県は、東北ー南西の軸を持つ。
栃尾(こちらも現在は長岡市)は
中越に入り
新潟市は下越に入る。
『塩の道』をさらに調べれば
このあたりの交流もあったことだろう。
そして
驚いたことには
『秋葉街道』というのね‼
つまり
越後の秋葉山と
遠州の秋葉山は
『塩の道』でつながっているんだ‼
ヤバ〜い‼
ほんとに???
さあ
ヤヒコが導く謎は
まだまだ
こんなもんじゃないのです。