節分
節を分ける。
なんだか、特別な日の気がします。
2月3日は
節目の日。
大晦日には、
鬼が跋扈するので
炒った豆を巻いて
鬼祓いをする日。
『この豆から芽が出たころ、娘を嫁に差し上げましょう』
と
娘を要求された父親と鬼がした約束…。
豆を炒ってしまえば、芽は出ない。
呪詛ですね
呪詛…。
大晦日に鬼が跋扈する、という話は
ケルトの大晦日にあたる
ハロウィンにも共通する話!
さてさて
こんな節目の日に
どこかへ行きませんか?
お天気も良さそうだし、
モッタイナイ…。
そんな感じで
チーム・フジザクラのAちゃんと
北北西に向かう。
そう
今年の恵方へ
なんと、恵方巻きを持ってね!
北北西に向かったのは
ほんの偶然に過ぎない。
昨日、
新潟県弥彦村弥彦神社の
『火の玉石』の記事をやっとこさ、UPして
なんとなく
甲府盆地の『石』にまつわる土地に
行ってみたくなったのだ。
いちやまマートで
恵方巻きを日本、
あいや二本ゲットして
Aちゃんの青龍さんに乗っけてもらって
御坂道を
ひたすら北北西へ!
相変わらず
“もも”を連れて行く。
まだ、家でのお留守番は、不安なのだ。
ロンドンに住んでいる友人の黒ラブは
生後三ヶ月で留守番させたら
部屋のカーペットをすべてはがしていたそうな。
その話をSkypeで聞いて、大笑いして
うちはフローリングだから大丈夫だあ〜!
自分の部屋に行ったら
ももが、布団の綿を出して部屋中に散らばせていたのだった!
子犬、恐るべし‼
だから、
今日はミニ怪獣とともに…
ところが
走り始めて30分も経っていないのに
ももがキュンキュンと鳴く。
こんなときは
オシッコかも〜。
ごめーん
次の草むらっぽいとこで、停めて〜!
運転するAちゃんにお願い。
わかりましたー!
停めてもらったそこには…
神社があって、
ついでだから、お参りしましょう。
御坂町の山際の
ひっそりとしたお宮さん。
なんの山宮さん???
(山宮があれば、里宮であるはず…)
よくわからない。
だけど
車を発車させたら
『黒駒地区』の看板が!
えー?
なになに???
あの
『甲斐の黒駒』の
黒駒村‼
聖徳太子ですよ〜‼
聖徳太子が跨って
富士山に駆け登ったという甲斐の黒駒は
四白といって四つ足の先が白かったという。
もも
ももも、四白だよ〜!
結局、
そこではオシッコをせずに
まったく、なんなのかい?もも!
しばらく走ると
Aちゃんのナビが
とんでもなく細い路地に案内してくれちゃう。
そこにもまた