なんだか久しぶりな
紅富士!
一瞬の彩。
暁の女神…。
お昼前
灯油が切れてしまったので
車で五分ほどのスタンドに
買いに行く。
帰り道、
ふと思いついて
『天狗社』によってみる。
先週は、
道祖神祭りの『御神木』が立てられていたなあ。
雪かかなり溶けている‼
ご自由にお持ちください、的に
おいてある。
昔は、どの家も、玄関にこれを
来年の道祖神祭りまで、飾っていたのだという。
最近は洋風の家が増えて
飾る御宅も少なくなったのかな?
天狗さまは
明治になってから
祭神を武甕槌に変えられた。
天狗さま
こんにちわ‼
どなたか奉納の
天狗さま。
赤いお顔の、大天狗。
摩利支天が祀られていたんだそう。
一昨年の今頃は
摩利支天に惹かれたなあ…。
摩利支天は
戦いの守護神。
一方
飯綱権現は
火伏せの神。
同じ天狗さんでも
少し役割が違うのね。
イノシシに乗っている。
天部というのは
いわば天使のような存在だけど
同じ弓矢を持っていても
キューピットとは
全然違うのね。
これは近いような。
『摩利支天は陽炎を神格化したものである。 摩利支天の原形となった尊格は、おそらく古代インドのヴェーダ神話に登場する暁の女神ウシャスであろう。 陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。 隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の通力を有すとされる。』
暁の女神 ウシャス???
暁の女神 エーオス
やはり
摩利支天。
おおお!
この絵はステキだ‼
やはり、イノシシなんだねえ、
と
変なところで感心。
いつの間にか
暁の女神が
軍神に変えられた…。
信仰は、
時の勢力によって
望むカタチに変えられて来た。
今こそ
摩利支天よ
暁の女神に戻ろう。