昨年の9月9日
三人が
二手に別れて行った先は
『山津波、海津波』というキーワードがあったお話はすでにしました。
そちらの続きのお話です。
道志村あたりが
『地震の巣』という言葉に当てはまると知ったのは
2012年1月28日から始まった
富士五湖地方の群発地震がきっかけだった。
この時の震源地が、
道志村だったのだ。
最大震度が、富士河口湖町だったために
あたかも、富士山直下の地震のように伝えられてしまい、
富士山が噴火するのでは?
との情報が飛び交ったのだった。
しかし、次の日には
震源地が道志村であることが報道された。
2012年1月29日のブログ
そうでなくても
2011年3・11から
この辺りもずっと揺れていたし
何かがおかしかった。
その年明けて
2012年の初頭のこの地震は
移住してたった十年だったのに
不穏な感覚がしたものだ。
そんなとき
水道料金の聴取に来た担当者のおじさんが
不思議なことを言ったのだ。
『道志村ねえ、
あそこは地震の巣だからねえ。
関東大震災のときも、あそこが震源の余震があって、この辺りも大変だったららしいよ。』
この辺り、とは
当時住んでいた
河口湖のことだった。
え?
そうなの?
それで、その道志村のことを
当時調べた記憶がある。
『地震の巣』
というと
活断層がたくさんあるイメージがあるのに
そこは違った。
赤いラインの活断層の
真ん中にある。
これは、どういうことなのだろう?
まるで、震源地を囲むように
コの字型に
活断層があり
コの字の空いている部分には
富士山の山頂。
実は
この、道志村を震源地とする地震は
伊豆半島が乗っているフィリピン海プレートが
ユーラシアプレートを押し続けていることに起因するのだという。
2012年
1月28日のこの地震の時に
すでに、気象庁がその発表をしている。
(一昨年は
二度ほどその震源地の地震を
記事にしています。)