なんとも不思議なめぐり合わせで
1月10日に
伊豆の松崎に行ったお話の
ラストになります。
今年は
鶴で始まった。
元旦に
都留市の
雛鶴神社で、初詣。
そして
たまたま、行った
松崎町の伊那下神社では
鳥のトーテムのお話は
すでにしたけれど
ここは、やたらと多いように感じた。
こちらのせいなのだろうか?
『松藤双鶴鏡』
配置されてるのは…
龍谷水神といわれ
お水を汲む場所。
『塩は龍神
水の結晶になり』
ここに
大銀杏というご神木があって。
海からも見えて
航海の民の
目印となったそうな。
銀杏(イチョウ)は
中国の言葉の
『イーチャウ』から来ているそう。
それは
この木の葉が
『アヒルの足』に似ているからなんだそう。
ここにも
鳥のサイン。
たくさんのなぞなぞに包まれたこの土地に
滞在したのは
わずか一時間だった。
この
謎の多い『伊那下神社』の正面には
こてと漆喰の名人、長八美術館があって
もちろん、時間がなくて寄れなかったのだが…
『伊豆の長八美術館は、静岡県賀茂郡松崎町にある、こてと漆喰の名人・入江長八の業績や、伝統の左官技術のすばらしさを伝えることを目的とした美術館である。 』
こちらの代表作を見て
びっくり‼
天井絵。
浄感寺(長八記念館)御内陣天井にあり、宝珠を持つ白龍である。
白龍は幸運をもたらすとされ、又、
龍は雨雲を呼ぶと言う事から、火災除けの意味もふくめ、
長八が浄感寺法灯栄えあれと、学び育てられた感謝の筆を振るった名作で
狩野派の勢のよい筆法で人を圧する気魄にみち、
三方の壁に彩雲、一方に雨雲を配してある。
古来、此の寺は災を除き、幸運を呼ぶとされ参観者があとを絶たず名高い。 松崎町文化財指定 (昭和48年6月22日)
うーん
参りました。
鶴に進みたいのに
龍に、裾を引っ張られててる感じ。
次にこの町を訪れることなど
あるのだろうか?
あるとしたら
もう少し丁寧に
龍さまを参拝してみようかな。
あの不可思議な
牛原山にも
登ってみたい。