遠江(とおとうみ)の旅から
『天白信仰』にたどり着いたとき
わ、なんだ、なんだこれは?
初めて聞く言葉だ!
というわけで、
そこから、ハマってしまったんだね。
ちょうどわが家からだと
頭の上に乗っかるの。)
9月末の
伊勢志摩、熊野の旅、
10月中の
松本、諏訪の旅
そして、11月に入ってからの
遠江(とおとうみ)の旅が
全部、点と線で、
つながってしまったことに
驚愕した。
最も驚いたのは
この、天白信仰が
諏訪のミシャグチとつながっていたことかもしれない。
このことを書かないと
2016年が、終われない、
そのくらい
急げ、急げ
と、来る。
頭がまた、グルグルだけど、
一番大切かもしれない
『天白』と
『ミシャグチ』のつながりの話を書きますね。
『天白信仰』で、検索すると
『天白』を研究された
今井野菊さんという方の、考察が必ず出てくる。
1970年代、と、新しい。
『今井野菊は,『御社宮司を訪ねて(1964年)』『大天白神(1971年)』において,長野県,および,その近県の土着神である御社宮神,および,天白神の分布を明らかにし,両神が,記紀神よりも古いものであると主張した。前者の御社宮司に付いては,拙論「諏訪社神(『古族研究』,1999年)」,「御社宮司(同,2003年)」「守矢文書(同,2003年)」などにおいて触れられているように,倭族的な土着神が,時の覇権の締め付けを受けながらも,細々と伝えられて来たと考えられている。』
この、太字の部分に
わたしの魂が
なぜか共鳴していく。
御社宮司
と
天白神…
こんな鍵
『天白信仰』のキーワードが
キーワード、
天白神,御社宮祠,
伊勢,三河,信濃,駿河,
祓神,天一神,太白神,天御中主神,奈加加美,比止比米久利,
甕神,天香香背男,金星,太白星,天一星,源順,大倭神,伊勢神楽,邪神,天白羽神,長白羽神,
石田三成,石田数正,戦国武将,
天狗,天伯,天寓,天魄,天宮,
天蛩,高嶺,振草,暮露,ヒーノー面,ミーノー面,火玉神,水玉神,大天伯,小天伯,富士天伯,辰巳天伯,朝日天伯,夕日天伯,平松天伯,てろう天伯,宮天伯,お天具,御帝戸屋神事,客僧,五方,五色,五色宝,サンヨリコヨリ,トウト神,注連
『天白信仰』のキーワードが
たくさんありすぎるのだが
気になるものを
わたしなりにピックアップしてみた。
黒字の太字
は、
これまでも何度か紹介した
星神に関する名前。
青字の太字
は、天白信仰を追ってきた中で
初めて聞く名前。
ナカカミ?
ヒトヒメクリ??
これは、このあとに出てくる
天白信仰の重要な構図に関係するのだけど
つまりは、
勝者と敗者の構図。
この日本列島の
攻防の歴史のようなのだ。
そのことも掘り下げたいが
この項では
赤字の太字
を、
取り上げて行きたいと思う。
御社宮祠
大倭神
とは
天白信仰の、どのような位置付けとなるのだろうか?
さて、
(姓神である境神、サカイノカミ、岐神(フナドノカミ)と習合した形?)
クナト神とは、
天竜川沿いは
『天白』を祀る社が、たくさんある、
という話をした。
天竜川を遡ると、
『諏訪湖』である。
10月15、16、17日と
松本と諏訪に行き
その他愛もない考察を、
『“M”を探して』シリーズで
まとめてみた。
“M”とは
実は、ミシャグチでもあるし
モリヤでもあり、
マグダラのマリアでもあった。
大地母神
豊穣の女神の太古の姿。
うわっ!
また、とりとめもない方向に
進んでしまう。
この『天白』を
先に急ぐと
フナドノカミ
または、
クナトカミ
というものに当たる。
(姓神である境神、サカイノカミ、岐神(フナドノカミ)と習合した形?)
クナト神とは、
出雲の土着の信仰対象であるらしい。
そして
その姿は
『石棒』…
『シャクジ(石神)』???
コピペばかりで申し訳ないけど
自分の言葉で書くより
リアリティがあるような気がするので
ごめんなさい、
また、コピペです。
『龍神信仰 諏訪信仰
著者はまず、伊勢と諏訪との結びつきについて考察する。
そして、伊勢の方にもミシャグジ信仰が見られることに注目する。
諏訪の土着信仰の対象であったミシャグジ神は、伊勢地方の長白羽や天白神と同神か眷属であった可能性があるとして、さらに大和・伊勢・諏訪などで見られる姓神である境神、サカイノカミ、岐神(フナドノカミ)と習合した形も想定する。
岐神といえば、クナトノカミなどともされて、今日別の記事で紹介したばかりの『謎の出雲帝国』で登場したばかりの「出雲の大神」だというのだが、道端の道祖神が本当にかつては出雲の最高神だったのだろうかと、どうしても考えてしまう。
そしてそれが、本当にミシャグジ神と同一の存在なのだろうか。
自分的には、ミシャグジ神はあくまでも諏訪の先住の神である漏矢族が奉じた神であり、あとから侵入してきたと思われる出雲族の神であるクナトノカミとは分けて考える必要があるのではないかと思う。
そういうことを考えて詠み進めていくと、「二 諏訪信仰の謎」の章では、「ミシャグチの神と賽の神」として更に掘り下げられていた。
ここでは、ミシャグチ(シャゴジ)、石棒、天白神というようなキーワードで伊勢と諏訪が結びつくことを説いている。
また、道祖神・サイの神やミシャグチのルーツと考えられるものが、韓国に見られると述べている。』
諏訪にも、天白社があり、
下社では、先に
天白社にお参りをするのだと。
全く知らなかった。
なんなのだ、
天白‼
クナト神と天白の詳しい関係は
次の記事に持ち越しますね。