朝、五時。
窓の外をみると
オリオン座‼
富士の肩に…。
昨日の朝もそうだった。
わたしのスマホで撮れるわけもなく
画像をお借りします。
こちらの画像は
なんと、上の明るい星が木星で
富士山山頂に輝くのは
なんと、シリウスだそう!
いつも、この風景を
見ているのかもしれないなあ…。
さて
一階に降りて、
お弁当の準備をしていたら
すでに空は明るくなって
窓の外には
一月か、二月くらいの
雪景色‼
よく降ったのだなあ…
裾野まで、粉雪を被ってる‼
六時
わんこ散歩に出る。
すると…
岡田紅葉の愛した
忍野の紅富士‼
こんなに美しいおやまは
他にあるのだろうか?
日が昇るにつれ
色の付き方も刻々と変化して行く。
365日
24時
一分一秒
すべて違う。
360度
どこから見るかで
すべてが違うのだった。
今日は、改めて
それを確認することとなった。
西湖に向かう
七時。
すっくりと立つ
その姿よ。
車を走らせていて
あ、
どうしても寄りたい、ここ!
この風景は
何度見ても
飽きることなんかない。
八時
西湖にて、写真家T氏との打ち合わせ。
富士山があまりにも美しいので
本栖湖か精進湖へ行くことを提案する。
で、
精進湖へ
子抱き富士は
365日
24時間
すべて違い
すべて良し。
水鏡のダブル子抱き富士は
富士山に、光の柱が立っていた‼
いいなあ…
わたしのには、無いけど。
この時間は逆光だったので
順光のときも見たい、と
写真家の要望にて
午後も来ることとする。
樹海に移動。
あまりにも神秘的だったので
このお話は
別途に書きますね。
すべてが、雪によって清められたような
なんとも不思議な一日。
午後二時、
本栖湖へ移動。
岡田紅葉が撮った『本栖の春』
が、
ここからの富士。
落葉広葉樹林帯がその広がっていることの証。
本栖湖はサファイア色。
二時半、
精進湖へ移動。
今朝の場所へ
西側が、茜いろ。
長かった一日が終わる。
自宅の二階のテラスから、
日が沈み再び、月と星の世界へ。
燦々と
耀く不二よ。
いつまでも
このクニとともにあらんことを祈る。
オヤスミナサイ