さあ、
いざ、竜ヶ岩洞（りゅうがしどう)へ‼
カーナビにセットして、出発進行‼
１１月１６日
遠江（とおとうみ)の不思議旅の２日目のお話です。
三ヶ日のホテルのフロントには
すでに竜ヶ岩洞のパンフレットを見つけたわたしは、
昨晩中に、行き方をフロントの人に聞いていた。
すると、地図を渡してくれて
『龍潭寺（りょうたんじ)もオススメですよ。庭園が見所ですので』
と、勧めてくれた。
どちらにしても、前を通るので
こりゃ、龍つながりなのかも、と思って
よって見ることにした。
この旅は、天竜川の誘いなのだ、と
決め込んでいたものだから。
『龍潭寺』
龍を『りょう』と呼ぶのは
銀竜草（ぎんりょうそう)とか
坂本龍馬（さかもと りょうま)
などと同じだなあ。
ホテルで、割引券をくれたのだけど
とりもなおさず
そこは、有料ってことなのか？
まあ、なにしろ
行ってみることとする。
この辺りは
『引佐』というのだ。
ひきさ、と読んだら、友人は笑った。
『いなさ、だよ！』
なんで、これで
いなさ、って読むのよう〜。
こりゃ、アレだな。
地名は、始めに音ありき。
後から漢字を当てはめる。
いなさ
イナサ…
龍潭寺は、すぐにわかった。
幟旗が幾つもはためいて
観光バスが何台か止まっていた。
なになに？
ここ、
そんなに有名なの？？？
幟旗は撮らなかったのが、残念。
井桁のマークが目についた。
（画像はお借りしました)
来年の、ＮＨＫ大河ドラマの舞台が
ここ、
浜松市 引佐 井伊谷の
しかも、この龍潭寺だそうで…
なんだか、町おこしで賑わっていたのね。
井伊直虎って
なんと、女城主なんだって！
でも、出家してる？
なんだかよくわからない。
井伊家、発祥の地なんだそうだ。
面白いのは
井伊の祖先は
井戸の中から生まれた、という伝承があり
その話はなんだか、魅力的だ。
『あるとき、この井中より一子を抱いた化人が現われ、橘を一子のわきに置いて姿を消した。井谷八幡宮の神主は、赤ん坊の泣き声に驚き、神授として大切に育てた。これが井伊氏の祖先であり、家紋を「井桁に橘」とした由来であるという。のちには、橘と井桁とを二つに分けてそれぞれ家紋として用いた。』
お寺は立派な作りで
温暖で水清いこの地は
古くから、人々が賑わっていたことを彷彿とさせる。
この『井桁』のマークが
どうも、気になる。
そして、橘。
この
『井桁に橘』紋は
日蓮宗の寺紋であるのだともいう。
えええ？
ほんとに？
（身延山、久遠寺の寺紋、画像をお借りしました。)
そして
井伊家は、
南北朝のときに、南朝側と、深い関係があったことが知られているそうだ。
『井伊家は南北朝時代には後醍醐天皇の子・宗良親王が東下し
た際、自らの居城である遠江国井伊谷城を南朝拠点として戦
いました。宗良親王は、その後信濃大河原城へ行きますが、
井伊家は南朝方として足利と戦います。宗良親王が没すると、
井伊家菩提寺・龍潭寺に祀いました。』
えええ！
また、南朝〜！
そういえば
日蓮上人と
南朝の関係のこと、
どこかで読んだことがあるような…。
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ハロちゃんからの、耳よりな情報は
でも、歴史に疎いわたしは
歴史の背景に至るまで
ちゃんと調べて見なくては、よくわからない。
大河ドラマ…。
『真田丸』は
あれだけ、回りのみんなから勧められていたのに、
一度みたら、誰がどれだかまったくわからなかったので
二度と見ることはなかった。トホホ…。
ハロちゃんからの、耳よりな情報は
『Ｒ303の神宮寺交差点の所に(龍潭寺の近く)紅屋という和菓子屋があるよ♪
そこの“みそまん”が大人気だよ(^^)
午後だと売り切れてるかもです。』
そこの“みそまん”が大人気だよ(^^)
午後だと売り切れてるかもです。』
行って来ました！
みそまん
１０個入りで９００円。
甘さ控えめで
すごく美味しかった！
そして
道中、みかんを売っている畑や
お店があって…
夢のようだ…。
風光明媚で
温暖で
なんて素敵な土地なんだろう。
出会う人々も、優しくて
楽しい道中。
さあ
次の目的地
『竜ヶ岩洞』へ！
ここがまた
とんでもない場所で…。
続きます。