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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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“M” を 探して ③136の首

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次の朝、

わたしの心は決まっていた。


昨日、安曇野の蕎麦屋で検索した時に
なんと、八面大王のの首塚は
松本の『筑紫神社』にあるという記述を目にしてしまったのだから。

『行くよ!
筑摩神社‼』

わたしの提案に、またしても友人は躊躇したけれど、

ほら、首塚、好きでしょ?
なんとか、言い掛かりをつけて
ここは譲れなかった。


八面大王は、あまりにも強かったので、
その霊力を封じるために
体をバラバラにして、方々に埋めたとの伝説あり。

胴体があるのが、大王わさび園の
『大王神社』
この話は、何度かした。


しかし、首のことまで
前回は及ばなかった!


えええええー⁉
首は、松本にあるの???

しかも、
その日に、楽しく探索をした
あの、『あがたの森公園』の一角にあるではないか?

『灯台下暗し』‼



うーん。

さてさて
何故、友人が首が好きなのか

その
首の話は
まだ、してなかったなあ…,

平将門の首塚が大手町にあることは
お好き(何がじゃ!)な方なら、知ってるよね。


首とは…
ネックではなくて

アタマ
頭のことだ。

(ATAMA!またMだ‼)



10月2日に話はさかのぼります。

そのころ、
あすみ生まれの
あさみちゃんが
きりちゃんとともに
都留の『雛鶴神社』を目指していた。

そこは、雛鶴姫を祀る神社。

雛鶴雛は、南朝の後醍醐天皇の第一子である、護良親王のお妾さんで、
鎌倉時代が終了して足利の時代になってから、
暗殺(と、歴史はいう)された護良親王の首を持ち
富士吉田の下浅間神社にたどりつきあ
そこの桂の木の下に
護良親王(もりながしんのう)の首を埋めたのだという。

MORINAGA親王!
また、M‼

ぜんぜん興味なかった、そのお二人が
何故にこの日、そこへ???

不思議な話しがてんこ盛りなのだけど
ここでは詳しく語らない。

このとき
あさみちゃんが撮った、下浅間神社での画像が、半端なく美しかった!


{938A4B9E-D513-49FA-BB14-4CD3BCA3C07D:01}

わあ!
まさに
南北の和合だねーーーー!

(南朝と北朝、もともとひとつだったもの
別れ別れになったものが、また、ひとつになろうとしているのではないか???)

そんなおしゃべりをしたのだった。


そのころ、わたしは
どういう訳か

この友人と
山中湖と須走の間にある
加古坂(カゴサカ)神社に行く羽目となっていた。

ここは、
鎌倉時代の初め
後鳥羽上皇のご縁の深かった
藤原光親を祀る神社。

藤原MITHUCHIKA!
また、M‼


この加古坂神社の先ほどで
彼は、
斬首されたのだ。
鎌倉街道を越える手前で。
(鎌倉街道は、かなりなキーワードだ。なぜなら、奈良県奥吉野にいた、護良親王も、鎌倉に幽閉される時、この鎌倉街道を通ったと思われるのだから。もっとも、護良親王は、藤原光親の、111年のちである。)


まさに、首、首、首
首つながりの、おかしな日となったのね。



さらに
10月6日、

岡山のお二人が、スカイラインを逆時計回りで水つなぎをしてくださったころ…

わたしは、
籠坂(カゴサカ)にある、
藤原光親の首塚まで
300mの坂をまたまたサンダルで登ってしまったのだ。

(神社名は加古坂、地名は籠坂です。)

{C7E39207-F98F-49D4-94DD-2327EEBB3387:01}

{848A1EF1-D189-486E-B427-6342778F0C07:01}

{1364E9C4-EEF7-48AB-9887-7C4296F35477:01}

藤原光親の首塚は
大きなブナの巨木に守られているがごとく
この地にひっそりと存在していた。

で、

わたしは、この方(藤原光親)とは
縁もゆかりも無い。

もちろん

先ほどの、護良親王とあさみちゃんたちだって
縁もゆかりも無い。


なのに、
何故か、いきなり
この展開だったのだ。

もちろん、
面白おかしいストーリーを
前世絡みで、作ることなども出来るのだろうが…。


もう、過去世などにはまっている
時間はない。




そうして
話はもどる。


10月17日。

松本の、
筑摩神社

八面大王の首塚を探して。


松本には、筑摩川が流れていないのに、
何故、ここに筑摩神社があるのだろう?

{7D4C1B67-4022-4A6A-9953-57CF2109B9DD:01}

で…


{A9B3E0E9-AE52-4C9A-BB41-15701A2A089E:01}

風車がたくさん奉納されていた。

やはり、
風?
シナトの神???


{3C701A54-A59D-4FF6-A803-F0AC11535662:01}

神紋はまたしても
三つ巴!
風車っぽい。


寒川
座間
山中湖の諏訪つながり?



すぐにそれは見つかった。

{980DB76E-A9E1-4009-BBF9-08C87783F1A8:01}

ここで、驚いたことには…

八面大王だけの首塚ではない!

大鬼(八面大王のことか?)
小鬼(その家来ども?)

136の首!

{2B6326CC-3A7B-41D6-95FB-A00A6D8B2883:01}

えええ〜!

136の首?

わたしはここで、
ただならぬ気配を感じて
諏訪のために汲んできた
富士のお水をつないだ。

鎮魂のため、だったのかな。

それは
136、という数に関して
後ほど調べたら
また、異なる思いが湧き出できた。

『数霊136』は…

豊受大神の数霊と同じ。

うーん…

この日、10月17日は
伊勢神宮の外宮と内宮で
神嘗祭が執り行われ

外宮は、豊受大神。

この一致は
どのような解釈したら良いんだろう…


もしかしたら
ここに埋められた
鬼の首の数ではなくて

鬼ではなく、神だとわかっていた後世のどなたかが

136、という聖なる数字を、この場所に当てはめたのかもしれない。

そんなことを思った。



数霊136

『恐れに屈さず進むことをよしとする数霊です。そこにあるのは慈悲であり大愛の姿です。今ある現象のみに心奪われず、その奥にある真実を見極める力を養いましょう。うろたえるな!!』


はい‼

それから、
一路
諏訪を目指して進む。
10月17日。

予想もしていなかったのだけど、
この日は、諏訪大社にて
本宮10時
秋宮14時から
神嘗祭が執り行われていた。

もちろんこの時点で、わたしたちはそんなことを知る由もないし、
第一、
今回は四社参りはしないと思っていた。

諏訪に一泊すると決めた友人は
霧ヶ峰に行きたい、と言っていた。
前日、
安曇野へはわたしが行きたいといい
今朝も首塚など付き合わせてしまったので
今回は、友人の行きたいところへ行く番だ。

霧ヶ峰ね、
じゃあ、行こう‼

わたしはあまり興味が無かったのだけど
(中学の林間学校でいったっきり)
まあまあ、ドライブも楽しそうだ。

この時は、予想もしていなかった。

諏訪大社下社の奥宮
聖地中の聖地
御射山神社』が、霧ヶ峰にあることを‼


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