まず
これを見てくださいね。
うああ~
綺麗な蝶だね~!
五合目登山道脇につながれている
お馬さんに会いに行ったとき
目の前に見たことも無い蝶が・・・・
「キベリタテハ」というんだそうです。
そうして
八月の最初の記事だったかしら?
五合目お中道で
こんな蝶を撮りました。
「クジャクチョウ」です!
このときに
やっぱり
生まれて初めてこの蝶を見ました。
わあ
やっぱり富士山五合目は違うなあ~
高原の蝶にあまり詳しくない、
そして五合目の自然解説員デビュー一年生のわたしは
単純にそう考えていました。
でもでも
この8月22日に
わたしはびっくりな情報を聞いたのでした。
それは・・・
「今年は昆虫が異常だ。
今まで見たこともない昆虫がたくさんいる!」
という
ベテランの自然解説員さんたちのお話でした。
オンタデとか
フジイタドリとかのイタドリの仲間が
五合目から六合目にかけては
先駆植物として富士山にはたくさんあるのですが
うんうん
この画像だと逆光で見えづらいかもしれないけど
一面に生えているのがこのイタドリの仲間です。
これは雄株で、花粉を出しています。
このイタドリの中で
ピンク色の花をつけるものを
「メイゲツソウ」といいますが
すでに種になっています。
これは雌株です。
この雄株に
八月の初めに来たときに
ものすごくたくさんのお客様・・・つまり
マルハナバチを初めとした、虫たちが集まっていたのですね。
わたしは「毎年そう」と思っていたのです。
そうしたら
この制度(山梨県富士山五合目の自然解説員常駐)が始まって
14年になるということなのですが
マルハナバチを五合目で見たのは
ベテランのかたが「初めてだ!」というんです。
最初に紹介をした
キベリタテハも、クジャクチョウも初めてだと!
いったいぜんたい
どうなっているの?
今までもう少し標高の低いところにいた虫たちが
富士山を登山しているのです!
そういえば
五合目「お中道」で
たくさんのトンボたちが乱舞していましたが
毎年たくさん我が家周辺にいるトンボの数が
今年は異常に少ないのです。
そして例年
富士山にたくさんくる高原蝶、「アサギマダラ」が
今年は極端に少ないといいます。
さあ、
これはなにを意味するのでしょうか?
謎ときは・・・・
(わたしの予想は出ているのですが
完全なる答えはないです。)
それにしても
「自然のことは自然に聞け」
は
的を得ていると思いました。
自然はあくまでも
正直なのですね。
つづきます。