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96の わらしべ長者と 昆虫界のライオンのこと

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恐れていたことが

ついにやってきた。

9月6日。

でも
良いお話から書こう。



わらしべ長者、第二弾!

畑のお野菜が
ステキなものに化けた‼

{FADB902D-BF8C-4473-BD2B-1F6139EB3846:01}


神鈴は
いつもコメントをくださる
ななさんが送ってくださったもの。

福蔵最中は
まゆミルクさんが送ってくださったもの。

お二人とも
ステキなブログを書いていらっしゃるので
ご紹介しますね。






さてさて
恐れていたこととは…

今朝、畑に行こうと思って家を出たら
お隣さんが
なんだかわたしを待ち構えているような。

『御宅、アレ
どうするんですか?』
と指差す先は…

あの、スズメバチの巣。

教えてくださったのは、このおじさんで
8月15日のお盆の日だったと思う。

共存していくことをその日に決めたわたしだけど
常にドキドキしながら暮らしていた。

わたしはイイけど
隣のおじさん、刺されないかな…。

毎朝、わが蜂たちは、
勢いよく、お隣に飛び立っていくんだもの。

ああ
でも、今日も庭木の剪定をしているなあ。

大丈夫かなあ…。

わが家の蜂が人を刺したら
やはりうちの責任になるのかなあ。




でも

ついに苦情が来た。

庭いじりができない。
テラスにも入ってくる
お隣も小さい子供がいるので心配だと言っている。
◯◯さんも、庭の手入れが出来ないと言っている。

えー?
近所では、話題になっているようなのだった。

狭い村では
わたしが向こうを知らなくとも
向こうがわたしとわたしの蜂の巣を
知っていたりするのだ。

ヤバイ…



しばし立ち話をして
村役場に相談したらどうですか?
と、言われた。

わかりました。
お困りではそうですね、そうします。



それから畑へ行って
インゲンの最後の収穫をしながら
わたしは泣いた。


やっぱり、無理なんだ。

やっぱり、人と蜂は
共存出来ないんだ。

この狭い村で
いや、狭い村だからこそ

いや、都会であったところで。

それは無理なんだ。

害虫
害虫
害虫

その言葉を言い含めるように
何度も言われた。

もしかして?
わたしが毎朝
カーテンの隙間から
口を開けて蜂の様子を観察しているのを見られたか?

最近は、急ピッチで進められている巣の建設にも異変が起きて

ついに、わたしの出窓のガラスにくっついてしまい
驚いたことには
巣の中が見えるようになって来たのだ!

シルクで作られた繭の蓋も見える。
まるで、真珠のようだ!

そこを忙しく、蜂たちが動き回る。
卵を入れれば
千匹ではすまないだろう。

それをわたしに?

大量殺戮、
核兵器のボタンを押せ、というのだ。




しばらく考えていた。

これは、どうすれば良いのだろう。




一応、役場にも電話してみたが
個人の家の敷地の蜂の巣は
個人で駆除してくれ、といわれ
業者を教えてもらった。

業者さんに電話して
しばし、おしゃべり。

蜂の駆除は、掃除機で吸って
そのあと、殺虫剤を噴霧するのだという。

ううむ、

惨いなあ。


巣に直接手をかけないで
近所付き合いも出来る方法はないものだろうか?



へへへ

あった!


色々ネットで調べて
スズメバチの駆除方法を確認。

以前、Kさんが教えてくれた、
蚊取り線香、
スズメバチはそれで死ぬことはないが
その煙は蜂を遠ざけるという。

それを30巻
掛ける三軒

蜂ジェット(殺虫剤)
掛ける三軒

スズメバチ用トラップを10本。
これはペットボトルで手作する。

これを両隣とお向かいさんにお配りして

なんとか、今年は
勘弁していただこうかと。



ああ

生きとしいけるものとの共生よりも

人とのお付き合い
それも
近所付き合いが

一番難しいわあ。


今夜、
蜂トラップ

かけなくちゃ。

(それで、なんとか今年は納得してもらおう。ごめんなさい、お隣さん。)


(因みに
スズメバチは
昆虫界のライオン』と呼ばれる。

また、ライオンかーい!)







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