さてさて、
今日は
『アースコンシャス アクト ２０１６』
の
二日目。
昨日
富士山の裾野のゴミを
たくさん拾ってくださった方々を
今日は
富士のおやまの思いっきり美しいところへ
トレッキングでご案内をする日。
朝
天気予報は思い切り外れた！
見目麗しい
忍野村からのおやま。
このとき
なんだか、いつもとは異なる
感情に見舞われた。
連日の寝不足で
体調がすぐれないせいもあったのか
無事にご案内出来るかな…
職務を全うできるかな…
初めて
自分の体のことを
おやまに祈った。
わたしは、ガイドだ。
ひととおやまをつなぐ。
本日
おやまを讃える
饒舌な口であれますように。
この仕事を全うできますように。
富士カームに到着すると
１５０名の参加者が
その姿に感嘆の声をあげていた。
(全国から来ている参加者の中には
生まれて初めておやまを見る方もいたのだ。昨日は雲の中だったゆえ)
富士カーム、
改めて
ここの立地を思う。
北口本宮富士浅間神社の
ま東にあたり
吉田口登山道の始点に当たる場所。
このおやまの手前は
『諏訪ノ森』というのだ。
湧き水も豊富で
まさに
火と水が出会う場所。
今年はいつもの宿泊施設が取れなくて
このイベントでは、初のここでの宿泊となる。
今年で１２年になるというこのイベントは
全国４７都道府県の
各ＦＭ局のパーソナリティと視聴者計三名づつを募集して行われる。
昨日の情報で
不思議に感じたこと、あり。
欠席が、
山梨
奈良
京都
和歌山
の、四県。
ふうん
そんなものか、と思ったんだけど
これはなんだか変だぞ…
山梨県は別として(開催地なので)
京都
奈良
和歌山が欠席って
なんだ？
(富士山はエミシの山だからかな？)
もっとおかしいのは
わたしが昨日、こ案内した２号車に乗っているのは
北海道
東北
そして、四国と九州から来た方々だ。
なんと
アイヌ
エミシ
アワ
クマソ
隼人の地から来た方々ということ。
その２号車を
今日はさらにターさんとわたしで半分づつ。
わたしが今日ご案内するのは
岩手
青森
長崎
佐賀
熊本！の
五県‼
ところが
昨日の時点で
熊本の三名の方が欠席とわかった。
(理由は、先の熊本地震と大雨による被害で、富士山へのイベントを自粛したとのこと。)
ガイドは９名いるのに
そこにわたしが当たるのは
すごいことだ。
スバルラインを登ると
目の前に
小御岳がどおんと
新富士山頂の前に
立ちふさがる。
青々とした小御岳と
紫の新富士山頂のコントラスト。
今日のスタート地点は
なんと、１７００ｍ
７月１１日の
最終地点となった標高ではないか。
今日は
ここから始まる。
エミシ
クマソ
隼人の地から来た方たちを連れて。
７月１７日。