さて、
いよいよ最終回となりました。
実は
ここでは
書けない話と
書ける話があって
結論から言うと
『まだ、終わらない』
ということになったのでした。
まだ、終わらない。
里宮のある、河口湖の湖畔の
御室浅間神社に着いたのが
すでに13時をまわり…
上から降りて来た、二人
下から登った、三人
と
五人になったのですが
ではでは
ここで、五芒星?
とも思うのですが
『ディジュリドゥは○○ので、彼が来れないから、代わりに持ってきたんです。』
と
ちひろ君。
ということは?
三人連れ?
カゴメ、カゴメ???
上から降りて来た三人と
下から登ってきた三人が
ピンポイントで
出会ったんだ!
だから
まさしく
六芒星‼
そうして
行く先は
里宮さんなんだけど
ここも
たいへん不思議な造りをしている。
二合目にお参りするのがたいへんと
河口湖の湖畔に造られた里宮さんは
なぜか
河口湖を拝するように本殿が向いていて
勝山村の飛び地の
二合目から降ろされた山宮さんは
富士山を向いていて
このことは
何度もブログに書いて来たけど
里宮さんと
山宮さん
もともとは違うものを祀っていた背景があるのだろうなあ。
このとき
随身門の
随神さまを撮った。
鵜の島の艶っぽい弁天さまを見に行こうとして、北口本宮富士浅間神社に左遷させられ
かわりに子供のような随神さまが
ここをお護りしているという。
この随神さまのお話はこちら
さて
とらさんは
どんどん河口湖の方に降りていってしまう。
ちひろ君
それを追う。
そんな姿を見ていて
このお二人の役割分担みたいなものを
わたしたち三人が感心して、後を追う。
湖畔からは
鵜の島が見える。
なぜ、とらさんには、解るの?
この島の秘密。
こことの関係…。
と
とらさんとちひろ君がボソボソと話す。
渡るわけにも行かないし…
時間がない。
ここの象徴的な
龍の宝珠は
二匹の龍が対峙しているように見えるけど
七匹だよ、と
とらさん。
二匹の虹色の龍さん
(富士山の龍は虹色なんだ。)
降りて来た山宮さんは
女神さま、がいらっしゃるそうな。
そうして
里宮の手水舎の前の
御倉の中には
あの
暴れん坊の
二合目の木彫りの龍さんが
いるんだった。
音がするよ。
あ、
動いてる。
ほんとに???
宮司さんに聞いたら
ここの龍さんは雨乞いの龍さんで
何十年に一度
雨乞いのために出すことがあるそうだ。
今年は河口湖の水位もかなり減っているし
雨乞いをするかもしれない、とのこと。
何十年ぶりに
外に出られるのか?
お伽話の世界だね、
全く。
結論からいうと
この日のミッションは
この日で終わらなくて
八月に、持ち越しとなった。
とらさん曰く
○田の力が必要だと。
封印したものの
力が必要のようだ。
よく聞く話、なんだけど。
もう
すっかり陽が暮れた。
長い、一日。
すったもんだも実はあったんだけど
その話は、また
出来るときに。
ハグして
お二人と
わたしたち三人は
お別れをした。
また、
会おうね!
(多分、何度もこれから合うことになるのでしょう。)
下山の車の中で
自己紹介のとき
『覚えられないよ』
と言っていたちひろ君、
新しい、ニックネームを作ってくれた。
chiaさんは、彼女の車のNo.から
『フジコ』
わたしは『とよたま』で
ルカさんはそのまま『ルカ』かなあ。
また
お会いしましょう!
富士の
龍のため。
龍たちのために。
7月11日のお話
〈完〉