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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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樹海の龍宮と、369、また白い花のこと

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ここへきて

数人の友人たちが
水面下で動いている。

多くのことを感知し
それぞれが自分のやり方で。

すごいなあ、と思う。

わたしには、何が出来るというのだろう。

5月10日
わたしは今日も、仕事だった。

樹海の案内。




西湖にある
ガイド事務所に向かう途中
走行メーターが
『133369』

またまたこれは何かの暗示?




今日の仕事は
3時間のツアー、
群馬県からいらした8名の女性の方々。

コースは
やっぱり
龍宮洞穴が入っていた。

STARTから
キビタキの声に歓迎され

姿は見えずとも
キビタキの話から導入する。

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(画像はどちらもお借りしました)


彼がどんな思いで
今ここで歌っているのかを。

(長い旅をして、やっと、生まれ里に帰ってきた、彼の思い。)





エメラルドの樹海を案内すると

ひっそり佇む龍宮洞穴の神秘に
誰でもが息を飲む。

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セの海神社と呼ばれるここは
海の底のような雰囲気を醸し出している。



あたりは、やはり
今の時期、白い花々で埋め尽くされていた。

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スタート地点には、
アズキナシ。

龍宮鳥居をくぐると

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やはり、
マルバアオダモ。



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ウワミズザクラ。



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そうして
樹海でよく見る
オトコヨウゾメ
(ヨウゾメは、ガマズミのこと。)


この時期に白い花が多いのは
花の蜜や花粉に依存する昆虫たちには
紫外線が見えて
花の位置が空からでも良く見えるからだという。

つまりは
虫への客引き看板のようなもの。

虫は甘い蜜をもらうけど
花はちゃっかり花粉を運んでもらう。


キビタキやオオルリなどの美しい雄たちが飛び交う緑の森。

彼らの色にも意味があって
鳥たちには虹の七色以上の色が見えて
極彩色の彼らの世界には
美しい雄の遺伝子を残したい雌の本能が
彼らの世界を動かす原動力となる。


すべては、上手くいっている。



ミロクの世界は
すでに、人間のあずかり知らない場所で
完結し、そこにある。

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わたしは今日も

やるべきことを
ここで行うことしか出来ないのだ。








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