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江戸へ 0424 神田明神

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この日、神田に行くことは

決まっていたのですが

江戸城の鬼門、東北方向に
江戸の守護神として、徳川家康と天海坊によって祀られた
神田明神にお詣りするとは
一昨日、急に決まったのです。

実は、わたしは
こちらは生まれて初めて。

同行して下さった方は
ええ!そうなんですか?
と、驚いていたけど

東京で生まれ育った人の大半は
こちらに行ったことがないのだと、と思います。

神田明神は
江戸時代が終わるまで、そう呼ばれていましたが
明治になってから、神田神社と改められたそうです。

現在も、地元のひとは
『神田明神』で通すみたい。


今日、初めてお詣りして
あれれ?
と、思ったのは

やっぱり、
三つ巴の神紋だったのですね。

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でも、
見慣れた三つ巴紋と
少し違います。

こちらは
『流れ三つ巴』と言うそうです。

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祭神は

大己貴命(ここでは大黒天)

少彦名

そして、平将門。


少彦名が祀られたのは
明治になってからのようです。

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〈神田明神の歴史〉

『社伝によれば、天平2年(730年)、武蔵国豊島郡芝崎村に入植した出雲系の氏族が、大己貴命を祖神として祀ったのに始まる1。神田はもと伊勢神宮御田(おみた=神田)があった土地で、神田の鎮めのために創建され、神田ノ宮と称した。

承平5年(935年)に平将門の乱を起こして敗死した平将門の首がから持ち去られて当社の近くに葬られ、将門の首塚は東国(関東地方)の平氏武将の崇敬を受けた。嘉元年間(14世紀初頭)に疫病が流行し、これが将門の祟りであるとして供養が行われ、延慶2年(1309年)に当社の相殿神とされた。平将門神に祈願すると勝負に勝つといわれる。』



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こちらの狛犬に惹かれました。

阿吽の阿

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阿吽の吽
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本殿の後ろ側には
満開の藤の花が
訪れる人の目を
楽しませていました。

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さて

神田祭は、江戸の三大祭りなんだそうです。


江戸時代江戸城増築に伴い慶長8年に神田台へ、さらに元和2年に現在地へ遷座した2。江戸総鎮守として尊崇された。神田祭江戸三大祭りの一つである。

山車将軍上覧のために江戸城中に入ったので、「天下祭」と言われた。当時は山車が中心だったが、明治に入ると電線の普及等により山車の数は大幅に減少した。』

神田祭りを描いた、錦絵がたくさん残されているようでした。

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ここからは富士が臨めたらしい。

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そうして、盛大な『山車』が、祭りの見ものだったらしいのですが、鯰や、鹿島の神。

そうして、鬼の首???

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これはまさしく
平将門の首のオマージュなのでしょう。


わたしが一番気になり

今日どうしても訪れたかったのは

本殿の背後にある『江戸神社』

『江戸最古の地主神』

祭神は、建速素戔嗚之尊

『江戸神社 - 大宝2年(702年)に豊島郡江戸に創建された「江戸最古の地主神」である。鎌倉時代には江戸氏の氏神として崇敬された。太田道灌の江戸城築城後は城内にて祀られていたが、慶長8年(1603年)の江戸城の拡張の際に神田神社境内に遷座した。』

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やっぱり

スサノオさんなのですね。


出雲から勘定した、大己貴命。

その背後に祀られる、素戔嗚さまは、出雲大社と同じ構図。

そして、平将門。

今日は朝から

父親に会いに行くのだ、と感じていたのですが

こちらは見事な、江戸を守護する

父神たちが揃っていたのでした。

最後にご挨拶して立ち去ろうとすると

ユマさんが

『また来てくださいね、と言ってます』と

教えてくださいました。

お詣りすることができて

ありがとうございました。

4月24日。




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