田子ノ浦ゆ…
久しぶりの海です!
なんという開放感。
海無し県の山梨に住んでいる身としては
『春の海.
のたり、のたり、かな』
の
うららかな海に向かうと
思い切り
深呼吸をして
潮の香りを胸いっぱいに
呼吸したくなりますね。
ところが、ところが
少し下がってみれば…
すごいゴミの量!
何なんじゃ?これは…
ここは富士川河口の近く
有名な
『田子ノ浦』ですよ!
しかし
富士川から流れて来たゴミが
ここの浜に波によって打ち上げられる。
大量の流木とともに。
ここは
少し特別な地でもあるんです。
標高950mのわたしの村では
まだ、ソメイヨシノも開花していないのに
ここは標高5.6m!
なんと、
八重桜が咲いていました。
あちらに見える山には
なんと
有名な
『富士川断層帯』が走っているのです。
そうそう
ここは
糸魚川ー静岡 構造線ともいわれる
フォッサマグナ地帯の西の端。
南端にあたり
最近話題の
『富士川断層帯』が
ビシバシと走っているところでもあります。
こんなに重要な土地が
こんな風になっているのは
困りますね。
さてさて、
今日は
NPO富士山クラブの
新年度初の活動プログラム。
大手T企業さんの新入社員研修の一貫で
なんと
160名の若い力を
この、フォッサマグナ地帯南端に
投入してくださるのね。
やはり
マンパワーはすごい!
90分で
ものの見事に
『田子ノ浦ゆ…』
の
万葉の世界に戻してくださった。
時々、思ったことがありました。
富士山に来て、13年。
ゴミ拾いとかに興味が無かったわたしが
なぜ?
13年も、これをライフワークとしているんだろう。
最近、トッチのワークショップにご縁出来て
おととい、教えてもらったことは
なぜ、黒い紙に、白い文字で書くと良いのか。
ネガボジのこと。
どうやら
(わたしの解釈ですが)
目に見える世界と
目に見えない世界は
反転して
ネガボジになっているようだ。
でも
即座に反映する世界。
ああ
神さまも
喜んでいるなあ。
若い力を貸してくださった
T企業さんの160名の方。
素晴らしい仕事をしてくださったのですね。
ほんとうに
ありがとう
ありがとう
ありがとう
ございました。
4月11日。