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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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『みづ』と『石』のくに ①きふね

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3月23日の、満月から

このお話は、始まるのかな?

それとももっともっと太古の?

それで、未来の娘たちとも
つながって行くのかな?

これは、
あの魂の絵を描く
相棒でもあるkanちゃんの
援護射撃のブログでもあると同時に
わたし自身の邂逅にもなりそう。

わー
壮大だ。

また、中途半端にならないように
頑張る。

まずはこちらの紹介から

『龍神画*リラからテラへの道…そして宇宙へ』
タイトル、ながっ!


ふんふん
やはり、貴布祢(きふね)さんから始まっているのね。

この土地がポイントだったみたい、と
kanちゃんは言った。

ほうほう
そう来ましたか。


ここは、わたしが移住して
最初の二年を過ごした、縁ある場所。

河口湖の西の端
長浜、という集落。
この『貴布祢神社』は、ここの産土神さまで、
鄙びた雰囲気と、
あと、なんと言っても
ここの素晴らしさは
鬱蒼とした杉林の中に
あの、スプリング エフェメラル
『ニリンソウ』の群生があったところにあった。

あった、と過去形にしたのは
今は、無いかも知れず
(と、言うのは、あの、伊勢神宮の式年遷宮の年と同じくして、こちらの本殿が建て替えられ、その時に、鬱蒼としていた杉林が、すっかり明るく切られてしまったからなのだ。
ニリンソウは、半日陰を好むので、明るくなった場所では、生きていけぬかも知れず
その時はわたしは引っ越してしまったために、現在、そのニリンソウがどうなったのか確かめる勇気がない、という訳だ。)

{D81539DD-6E46-4D7A-902B-E172907EF132:01}

(画像をお借りしました)

河口湖の河口という東の端に引っ越してからも、わたしの職場は西湖が主だったために、シーズンともなれば毎日のようにこの
貴布祢神社の前を通ることとなる。

ある時
わたしは車から降りて、あのニリンソウがどうなったのか
確かめる勇気は無いなあ、と思った。

すると
神様は、喜んでいるのだろうか?
この真新しいピカピカの本殿を?
それとも、
ニリンソウが咲き乱れる社地が失われたことを
哀しんでいるのだろうか?

そう思ったら
車を西湖に向かって登らせながら

泣けて、泣けて
仕方がなかったことがあった。


ところで
なんだって
こんなところに
京都から勧請した貴布祢神社さんが存在するのだろう。

わたしが二年間住んでいたのは
ここから徒歩五分もしないところであったが
目の前には、足和田山
そしてそこから流れる川があり
その川が、以前、台風の時に氾濫して
家などが流されたのだ、と
土地の人に聞いたことがあった。

山々が迫っている、そのような谷筋の集落は、
昔から、水の恩恵と、水の脅威と
両方を受けてきたのでは無いかしら?

だからこそ

水の神を、祀る?


ありゃありゃー
これは

kanちゃんの、援護射撃に
なっているのかしら…

とりあえず
続きます。







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