上暮地(かみくれち)と言う地名は
何だかとても惹かれる。
富士吉田市のひとつの地名なのだけど
どういう訳なのか
昨年末から
とてもご縁が深い場所となった。
今日も、上暮地を
そぞろ歩くこととなった。
もちろん
『里山調査』という名目の
仕事なのだけど。
道幅も狭くて
限界集落的な雰囲気は否めない。
それでも
昭和レトロというよりも
明治、大正を感じさせる建物が
そこかしこに建ち並ぶ。
木造建築は
わたしが子供の頃には普通だった。
現在、探すことは難しいのだろう。
でも、ここは
当たり前のように
ひっそりと、息づいていた。
何だか、高く見える。
ここはあの
何度かご紹介した
あの、山神社があるところでもある。
この鳥居の前には
高架線が出来てしまい
エネルギーが分断されてしまったことは
何度か書いた。
御神木の、杉とカエデの木。
半端ないエネルギー。
ひっそりと佇む祠と
天然記念物でもある。
それにしても
気になるのは
上暮地、
カミクレチ…
その名の由来を調べてみたら
お日さまの見える時間から
このあたりの地名がついたのだという。
(でも、このお話は、これだけでは終われないのです。)
![]() 参考資料 『富士吉田の昔話・伝説・民話』 富士吉田市郷土館編集 | |