今朝、友人から電話で起こされた。
ねえ、
大涌谷が光ってるんだって!
行ってみない?
へえ~…
わたしはこのニュースを知らなかった。
本当だったらぜひこの目で見てみたいものだ。
この友人とは
今年の4月に一緒に箱根へ行き
大涌谷周辺での噴気を発見し
帰って来たあとに
箱根山の噴火レベルがいきなり3となり
大涌谷周辺か、立ち入り禁止区間となった、という経緯がある。
そのころの記事です。
わあ、行く行く!
いつ行く?
ところが、夜でないと光って見えないとのことで
夜かあ…。
わたしは躊躇した。
どちらにしても、友人は
数日後でないと、時間が取れないとのこと。
それで、すぐさま行く、ということではなくなって来た。
お昼ごろ
調べてみたら
これはとっくに、新聞などのニュースになっていた。
(画像と文はこちらから)
『気象庁は9日午後5時40分ごろ、箱根山(神奈川県箱根町)の大涌谷(おおわくだに)で炎のような発光現象が起きているのを遠望カメラでとらえた。神奈川県温泉地学研究所の現地調査では、温泉供給施設から除去されたとみられる硫黄が燃え、火災が発生しているのを確認した。気象庁は火山観測データに特段の変化もないことから、「今回の発光現象は、火山活動の活発化ではない」と説明している。
箱根山は4月下旬から火山活動が高まり、6月末にはごく小規模な噴火が確認され、噴火警戒レベルが3(入山規制)になった。その後活動が落ち着き、11月20日には半年ぶりに警戒レベルが1(活火山であることに留意)に引き下げられた。』
こちらに明記してあるように
『今回の発光現象は、火山活動の活発化ではない』そうで
箱根のアの神は
たくさんの方たちの祈り通りに
鎮められたのだろうか。
今年は本当に、日本列島、いたるところで
火山活動が活発になった年だった。
箱根山
浅間山
口永良部島
桜島
阿蘇山
白根山
蔵王山…
数えればきりがない。
その中でも、箱根山の噴火活動は
首都圏から近いともあって
連日、その動向は注目されていた。
11月には、噴火レベルが1に戻り
どれだけの人々が安堵の溜息をついたことだろう。
それにしても
火山は生きており
火の神もまた
健在なのだなあ。
あちらにも、芦ノ湖という水の神あり
九頭龍さまが祀られているのだし
年内にご挨拶に行ければ良いのだけど。