あ!
いた⁉
今日の目的の
サルの調査のその対象を見つけました!
画像をお借りしました。
日本森林図鑑ニホンザル
学名
Macaca
真っ赤っか???
サルのお尻が赤いからか?
いえいえ
これは、ポルトガル語から来ているそうです。
こちらはわたしが撮れた
ボケボケの画像。
一尾のサル!
スマホでは、これが限度でした。
私たちの双眼鏡に気がついた二頭のオサルは
ここで、この木での捕食をやめて
右側の廃屋の屋根に移動しました。
そして、そこには
二頭の小猿が、取っ組みあって遊んでおりました。
まるで、人の子どものようでした。
このあと、この群を観察すると
ここには、平和的なすべての
時間の流れがありました。
全部で、9頭の群れが観測できました。
やはり
一頭のオスは用心棒。
他は
メスと子ども中心の群れのようでした。
前述の柿の木の下には
柿の実が散乱していました。
でも
これらは
木に登れない
キツネやタヌキたちの糧にもなるのです。
すべては無駄ではない。
(サルやクマなどの野生動物の誘引となるので)
この、里山の風景は
無くなってほしくはないという思いが
わたしにはあります。
わたしたちのNPOは
ただの動物愛護団体ではなくて
環境保全活動という大きな取り組みをしているので
究極的には
野生動物と、人とが
棲み分けが出来る環境の再来を目指しています。
被害、被害
と
人は言います。
被害総額がいくらであると、
算出したがります。
でも
人が山を切り崩し
けもの道を分断していく開発の
被害総額を、彼らの側から
出して頂きたいものです。
その、単位が
◯マカカ?
そんなことを妄想したら
すっかり楽しくなってしまいました。
明日も会いに行きますよ。
Macacaたち
待っててね!
(明日は、少しショッキングな話をしたいと思います。
この国の現状のお話です。
現在、わたしたちが依頼されている土地では
サル、一頭、五万円なんです。
それが、サルの命の値段です。
もちろん、殺せば、それだけ市からお金をもらえるんです。
ニホンジカは安くて、二万円です。
殺した証に
耳を切り取って
市に持って行きます。
それを、耳代、と呼びます。
イノシシは、尻尾を切り取って持っていく。
それがお金になるので
それで生計を立てている方もいるそうです。
わたしたちと野生動物が
棲み分けをして、本当にお互いが
幸福になれる道は無いのだろうか?
次回は
真剣にそのお話をさせて頂きます。)