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富士山が 放射能の楯になる?

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昨日は

すごい話を聞きました!


いつものように

五合目に向う車の中で

その日初めてお会いする

自然解説員のIさんから聞いたお話しです。


富士山のきのこから

異常な価のセシウムが検出されたお話しは

昨年お伝えしました。


その話題をたまたましていたら


Iさんが

「わたし、ガイガーカウンターを持っているんです。」と

おっしゃいます。



すると

車の中にいたほかのお仲間も

そうそう、といって頷きます。


3.11 東日本大震災のあとにガイガーカウンターを購入して

その年から富士山に登るときも

ご主人から「持っていけ」といわれて

いつも計っていたそうです。

すると・・・・


風向きによっては

放射能の価が、ものすごい数値になることもあるそうです。


「それでね

気象庁や県の発表なんかも信じていないんです。

海のものも農作物も汚染され続けていると思いますよ。

いまだに止まっていないんだから。

垂れ流し続けているのだから。」


いきなりディープな話しに朝からなりましたが

こんな方がいるなんて

興味深々でさらにお話しを伺いました。


どうして彼女はそうしているかというと

ご主人が、「日本は地震国なのに、原発を推進していて

大地震が起きたら、原発事故が引き起こされる」という内容の

本を読んだのだそう。

そうしたら

2011年3月11日

その本に警告してあったとおりのことが起きた!!!


ご主人はそれでロシア製とドイツ製のガイガーカウンターを

手に入れたそうです。

(ご夫婦は富士吉田市に住んでいます。)

スーパーに行ってもそれを使っていたそうです。

買い物籠なども色々なものを入れるので

ときには反応してしまうそうです。

やがてドイツ製のが壊れてしまって

日本製の少々お高いものをメーカーから取り寄せたそうです。

すると

ロシア製のものとドイツ製のものはほぼ同じ数値を示していたのに

日本製のものは極端に少ない数値を示しています。

メーカーに文句を言ったら

商品を交換してくれると言って

でもどうしてそう思ったのですか?と聞かれたそうです。

(正しい値を指していないと)

赫々シカジカと説明すると

こんどはロシア製とほぼ同じ値を示すものと交換してくれたそうです。

Iさんご夫婦は

これはあらかじめ低い数字を示すように設定されているのだな、と思ったそうです。


「山本太郎さんの言っていることは

ほんとうなんですよ」

Iさんは続けました。


「そうなんだ。

彼が国会議員に当選して、ほんとに良かったですね~。」


そうしてIさんは

びっくりするようなことを言いました。


「富士山が楯になって

放射能から西日本を守っているのかもしれません。

山梨側は値が高いのに

静岡側はあまり高くないんです。」


「へえええ!

それはすごい!」


そういえば昨年

富士山のきのこから基準値以上のセシウムが検出されたのは

鳴沢村、富士河口湖町、富士吉田市の北麓と

静岡でも須走と小山町の東麓

つまり、東北を向いている斜面に限られていたのです。


「もし次に東海地震が起きて

浜岡原発がやられたら

今度は北麓を守ってくれる楯となってくれるかもしれませんよ」


「ふうん、なあるほど」


でも良く考えてみたら

300年前の宝永地震のときには

(宝永四年の地震は東海、東南海、南海の三連動、すなわち南海トラフの地震であった)

49日後に富士山噴火してるじゃないの!

(宝永噴火)


そうして

3月か4月くらいかしら?

山中湖のギャラリーのY子さんから

富士山噴火の意味について

こんな話しをきいたことを思い出しました。


「富士山が噴火して、聖なる灰を撒き散らし

放射能を除染するっていう話もあるのよ」


そのときは絶句してしまいましたが

今思えば全てがつながってくるような・・・


そうして

五合目の管理事務所で

山岳ポリスや富士五湖消防や県の職員でごった返していたとき

TVからいきなり地震のニュース!

宮城県沖を震源地とする、M6の地震が12:29に起きた!!!

http://weather.asahi.com/quake/top130804123546.html


トヨタマヒメ富士日記

(この時間はまたたくさんの観光客でごった返していた五合目)


「3.11の余震と見られる」との発表で

これには本当に驚きました!!!


そして帰りの車の中でも

Iさんとそんな放射能の話しを続きをしながら下山しました。


久し振りに、話しの合いそうな方に出会って

(環境保全の仕事をしていても、意外と意見があうひとが少ないのです)

なんだかお仲間を見つけた気がして

驚きっぱなしの一日となりました。


それにしても

富士山は

ほんとにすごいお山なのかもしれません。



トヨタマヒメ富士日記

(同じく五合目「お中道」からの富士山頂)







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