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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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1112 蠍座の新月の日に

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今日は

蠍座の新月です。

昨日の晩は、外が明るかったので

え?
満月だったっけ?
満月???
血迷ったら


お隣が、紅葉したモミジの木を
ライトアップしていました。

(画像、撮りませんでした)

お隣さんは、いつも粋なことをされます。
(枝垂れ桜の時期も、ライトアップされていたなあ…)

02:49から
新月に入っています。

いつものように
願い事を、noteに書いておきましょう。


さてさて
今日は朝から

『猿調査』のお仕事でした。

何じゃ?それ…


富士山の北麓では、野生動物と人との境界線が暖味になり
(もちろん、人間のせいでもあるのですが)
鹿、猿、猪などが里に降りてきてしまい
人間の移住空間を侵して
大変な問題となっているのです。

え?
人が野生動物の移住空間を侵しているのだって?

まあ、その通りなのですが…

何しろ、野生動物と、人との共生が
一番大きなテーマなのですね。

富士吉田市という場所では
特に、野生のサルと、人との境界線が問題になっている地域なのです。

今日は、とある
NPOが、富士吉田市の要請を受けて委託された
わたしの初めてのサル調査の日だったのでした。


先日は、富士吉田の
柿と古民家の美しいコラボのことを書きましたが


富士吉田市というところは
寒いので甘柿を植えても、渋柿になってしまうにも関わらず
柿の木が、沢山植えられているのです。

昔は、渋柿でも干し柿にすることで
甘く、美味しくなることで
秋の味覚の代表的なものだったのでしょう。

しかし、現在は
干し柿を作る人もだんだんいなくなり

育ちすぎた柿の木は
背も高くなり

放置された柿の木が沢山の渋柿を実らせています。

その柿の木の実をもいで
野生のサルが里に降りてくるのを防ぐのが
このNPOのお仕事のひとつなのですが

今日は、とりあえず
現状の調査です。

本来は映像作家である
将来有望な、Tちゃんのレクチャーが始まりました。

富士吉田の
山際の
大きな柿の木の下に
最初に連れて行って頂いた。

そこには…


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柿の葉っぱがすでに落ちていたのですが…


みるも無惨なのは

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柿の実!

まだ渋い‼

だから
一口かじって
捨てる!!!

以前
『サル的社会』と
『オオカミ的社会』の話をしたけれど

この無駄と、来年のことは全く考えてもいない行動は
サル的社会が
我々人間社会と、酷似していることを彷彿させるのでした。

さらに
山に入って行きますと

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結構標高の高いところにも
柿の木は人の手で植えられており

そこも放置され

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やはり、柿の実が
一口齧って、ポイ!

柿の木を切ってしまうのは
野生動物には可哀相な気もするのですが

山には、アケビ、ドングリ、ヤマブドウなど
野生動物には豊富な秋の実りがあり
柿の木が無くても生きていけるのだそうです。

つまり

野生動物は、山の恵みで生きていく環境が生まれる?





さて、その後、この調査は

わたしが全く想像をしていなかった

アノ場所…

古代の祭祀場所であっただろう
アノ、磐座へと


Tちゃんは、ナビゲートしてくれたのです。

もう、ビックリでした。


続きます。




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