大好きな富士山の
これまた、大好きな森、青木ヶ原樹海の
これまた大好きな
溶岩洞穴…
発見されているだけで
200も存在すると言われている溶岩洞穴群の
果たして幾つ、行けるものなのでしょうか?
現在のところ
30洞穴は潜っていないと思われます。
結構、いつも同じ穴ばっかりだからね。
わたしが富士山にやってきた頃
河口湖駅などに置いてあったパンフレットの表紙に
こんなのを見つけました。
うわあお!
なんてステキなの???
ここはどこ?
その後に
ここがどこの洞穴で撮ったものかを見つけたときには、大感激!
今日の探検場所は
この洞窟の近くにありました。
『背負子(しょいこ)風穴』
という変わった名前の溶岩洞穴は
大室山と隣接する
背負子山からその名をとったもののようです。
AさんとYちゃんのGPSと
その経験値のおかげさまで
そこは難なく、到着できました。
背負子風穴は
第一から第五まであるようです。
上流(富士山山頂に近い部分)から
第一、です。
『背負子風穴第一』
ほとんど
『溶岩チューブ』の形態をなしています。
つまり
上流から下流に向かって
溶岩流が流れ下った跡の空洞です。
この
第一は長さ230mらしい。
洞穴の中に
また小さい溶岩チューブがあるのです。
まるで、入れ子状態!
どうやって出来たのでしょう。
千年以上経過したこの溶岩洞穴群は
崩落箇所が多いのです。
天井に空いた穴を
スカイライト(天窓)と呼びますが
これがあるからこそ
溶岩洞穴は発見され
溶岩流の流れの方向がわかり
そして
私たちが中を歩き
富士山のマグマの息吹を味わうことが可能なのです。
さて
あと
第二から第五まで…
この辺りの溶岩洞穴は
ほとんどが
昭和四年に、国の天然記念物に指定されています。
続きます。