9月23日
昼と夜の長さが等しく
太陽は正確に東から西へと運行し
調和に満ちた宇宙の秩序を思わせるこの日
この場所に来れたことの宇宙の采配に感謝…
太宰治は、
『富士には月見草がよく似合ふ』
といったけど
やっぱり
春には桜で
秋には
秋桜でしょう。
そう、
この時期になるといつも思っていた。
メキシコ原産のこの花が
何故に『宇宙』(cosmos)と名付けられているのか。
そうしたら
ギリシャ語に由来するようだ。
『”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という意味の「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来する。
このことから、星がきれいにそろう宇宙のことを、cosmosと呼び、また、花びらが整然と並ぶこの花もcosmosと呼ぶようになった。 』
このことから、星がきれいにそろう宇宙のことを、cosmosと呼び、また、花びらが整然と並ぶこの花もcosmosと呼ぶようになった。 』
そうなんだ…
宇宙、という言葉の前に
秩序、があったのですね。
それは美しい。
(河口湖から持ってきたコスモスの種が
忍野村のわが家で花開いてくれた)
ふと
あの花が気になった。
同じ日(9月23日)に
愛でることとなった
あの花…
たくさんの別名あり
曼珠沙華(マンジュシャゲ)は有名だ。
こちらは
中国の揚子江下流が原産地とされる。
学名は『リコリス』といい
ヨーロッパでは愛されている花なのだそう。
洋を越えて
咲き誇る花々
その光
花々の光たち。
いついつまでも
この惑星を飾っておくれ。