このお話は
『スワ』とはなにものなのか その一
の、続編になるのだけど
8月29日の話の
ラストとも重なります。
①徐福
そして
④再び御鞍石へ
おとといの吉田の火祭りの本祭り
通称『すすき祭り』の最後に
明神神輿(諏訪神社の神輿)が寄り
御鞍石祭りが行われるその石。
古代の祭祀跡があり
どのくらいの古の起源があるのかもわからぬ、その諏訪神社も元の場所であると伝えられる、
その石。
どうにもこうにも
気になるではないか。
そこで、確かめてみたくなったのだ。
何を?
あの時、すすき祭りの最中で
神輿の掛け声も佳境に入り
高揚した気分に皆が包まれていた
あの時ではなく
たったひとりで
あの場所で、あの石…
神籬?
磐座?
と
対峙してみたいと思ったのだ。
大鳥居から本殿、すなわち富士山への方向は、南を向いていたが
この石へは
南西に向かうのである。
そこはなんと
『立ち入り禁止』区域であった。
中に入らせて頂こう。
まっすぐに
そちらに道がついている。
普段、気がつかないわけだ。
世界文化遺産の構成要素ともなった
北口本宮富士浅間神社にお参りして
そのまま普通なら戻ってしまう。
東側にある、諏訪神社すら
素通りしてしまうのが大半の参拝客なのだろう。
なにがあるのかなんて
気にも留めない。
そして
それは在った。
ちゃんと、ご神木もあるのだ。
この石を挟み込むように二本の杉があったと思うが
東側の一本は朽ちて
切り株だけになっていた。
そして
こちらも気がつかなかったけど
まるで凸凹で対となっているような
石の存在にもこの日は気がついた。
音に意識を向けてみる。
諏訪ではなくて スワ
浅間ではなくて アサマ
アサマは、アスでもあり アソでもあり。
アス
スワ…
声に出してみると
本質が見えてくる。
やはり
陰陽だ。
そして
水と火だ…
スワは水
アスは火…
その三に続きます。
(この場所に隣接する介護施設の名は…
なんと、『おりひめ』!)