今
暗いお山の東側から
花火が鳴り響いた。
祭りは最高潮に達している頃だろうか。
山中安産祭り。
山中湖村の浅間神社と隣接する、諏訪神社で行われる祭り…
(諏訪神社のサイトより転載させて頂きます)
子授け・安産の御利益があるといわれる珍しいお祭り
古来から、関東屈指の子授け・安産の御利益があると言われる「安産祭り」は、毎年9月の4日~6日にかけて行われます。 山中諏訪神社は、別名山中明神とも呼ばれ、豊玉姫を祭神とする安産守護の神様。夜祭のみこしをかついだ氏子の女性には、安産が約束されると言われており、古くから妊産婦や新婚女性が集まるお祭りとして全国的に知られています。 本殿から御旅所へ向かい再び本殿に戻ったみこしが、「もうそろ、もうそろ」と御神歌を唱えながら境内をねり歩く様は圧巻。御神木を3回廻れば祭りも最高潮です。御神歌
御神歌の一節『右龍がいにも左龍がいにも』は、「諏訪の宮」のご神体であり豊玉姫命が、右龍と左龍の二頭の白龍に道を導かれて、あるいは龍を従えておいでになる、と解釈されている。また、『もそろげにもそろ』については、「恰も身重の婦人が、幾度もさしこんでくる陣痛の難行苦行をのりこえて身二ツとなる、その有様が山中湖村の明神様の御神輿の納まり方であるし、一面明神様が妊婦の苦しみを片替わりしてくれるものでもあろう」と述べられており、さらに、もうそろそろ生まれるだろうという意味だとも述べられている。 御神歌の模様は上部メニュー内の『動画・写真』の中でご覧いただけます。』
(こちらのサイトで続きが見れます。)
なぜ、今日急にこの話題に触れたかというと
あの『謎』
富士山の山梨県側では、
なぜ、浅間神社と、諏訪神社がセットになっているのか
2002に富士山北麓に引越して来て、最初の冬に、山中湖で疑問に思ったそれが、
一向に解明出来ていないからだ。
浅間神社(アサマ)と
諏訪神社(スワ)
いく度となく、また行く先々で
立ちふさがるこの『謎』
山中湖
忍野八海
富士吉田
河口湖…
浅間神社の有るところには
諏訪神社あり。
そして、浅間神社のない、精進湖には、諏訪神社のみが存在する。
(この話は今までなんども書いています。
例えば、2013年2月の記事)
そして
なぜまた今更、というと、
8月29日に北口本宮富士浅間神社へ行った時のラストの記事を、まだ書き上げることができないのだけど
そもそもその2日前に行われた『吉田の火祭り』は、諏訪神社のお祭りである、という事実があり
鎮火のための盛大な祭りが、諏訪神社の祭りであること。
今、まさに行われている山中湖の安産祭りも、諏訪神社の祭りであること。
そして
諏訪神社の元の場所であるとされる
『御鞍石』という不思議な石の上に
神輿を乗せる、という不思議な風習が残っていることに途轍もない意味があるような気がしたからだ。
(それは『御鞍石の秘密』というこの日の記事にヒントがある)
この2日後にもう一度
この石に会いに行き
ある、インスピレーションを得たので
そして、それが秘密に結びつくのかどうかはわからないのだけど
何だか、書いて見たくなった。
ずっと
ずっと
思っていた。
『スワ』とはなにものなのか…
そして
『アサマ』とは???