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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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富士 燦々(フジ サンサン)

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あの姉が富士山にやって来た。

母と一緒に、である。

おそい夏休みが取れたのだという。

到着が2時過ぎだったので
どこかでランチ、といっても
ファミレスくらいしかやっていない。

河口湖の駅のそばの
Gというファミレスで、親子三人で遅いランチをした。

とりとめもない話で久しぶりに
大笑いなどして時間はあっという間に過ぎて行く。

いや、

17日と19日
わたしは樹海のガイドを行ったのだけど
それは、たまたま
富士山登山ガイドの団体に来た仕事であったので
メンバーは登山ガイドさんたち。

そこでの話題は
もっぱら
今年の登山シーズンの富士山の異変についてだったので
つい、その話を姉にしてしまった。


異変、とは
こうである。

2013年、
富士山が世界文化遺産登録されたのと同時に
富士山の登山事情は激変してしまった。

それ以前の夏シーズンの登山者数は
30万人。

(これは過去最高で、今をもってもオーバーユース‼
異常だったのだが…)

世界文化遺産登録のあとは
マイカー規制の効果もあいまって
登山数はどんどん減って行き

今年の見込みは
なんと10万人!

三分の一に落ち込んだ、というのだ。

『良かったじゃない。それが普通だよ』
山麓の、それを生業にはしていない人は大歓迎だ。

わたしもその内のひとりなのでもあるが。

でも
その10万人の中身と
引き起こされた状態は
どうなの?と思ってしまう。

一説によると
外国人の登山者が7万人。

つまり、7割りが海外からのお客さま。

(五合目に来訪する人は200万人。
そちらの9割りが海外からの方。)

日本人が富士山に登らなくなった理由はどこにあるのか?

すると、登山ガイドたちの話では

『外国人ばかりなので行きにくい』
『富士山が噴火するという風評被害』
『富士山ブームが去った』

と、色々だ。

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(五月の五合目よりの富士山頂)

欧米人はマナーがまあ良いけれど
アジアの人はどうもねえ、という噂。

五合目も、その上の登山道も
昔みたいにゴミだらけだ、というのだ。


わたしが富士山に移住したのが2002年。

そのころは、登山道はゴミなどあまりなかった。
毎日新聞のキャンペーン『富士山再生』などが行き渡ったためだったのかしら?

それが、その頃に戻りつつあるのだという。


五合目のロータリーのトイレも
七合目の下山導きのトイレも
あっという間にすごい状態になるのだという。

やっと登山客が減ったのに
よけい汚くなるとは

誰も予想していなかった事態だ。


そんな話を
姉と母に、夢中になってしたんです。

そうしたら
例の姉が、また爆弾発言を…

『あー、だから
富士山がどんよりしてるのね!』

この姉の暴言に、さすがの母も

『そういうシーズンなんじゃないの?』

と、フォロー。

ぅうん

確かにそんなシーズンはシーズンなんだけど…


驚いたことに
昨日のブログのアクセス数は!

{BD79D9E2-5299-4D1D-B7AB-58A3A15D986C:01}

2233!

これってまたまた
出来過ぎじゃないの?


『富士 燦々』???

いやいや

この流れだと

『富士散々』‼



昨日も、今日もおやまは姿を見せずに…


世界遺産となって
一番喜んでいないのは

何を隠そう

富士山本人なのではないかしら?


さてさて

明日は8月22日

八は富士山の形そのものを表すし
22は、不二でもある。

それで、明日は富士山の日でもあるのです。

富士山のために祈ってくださる方たちもいらっしゃって
本当に感謝です。
(わたしも参加します)

そして
なんとまあ
明日は、とても富士山の重要な場所に
いくことに先ほど決まりました。

これもまた
瓢箪から駒!

キーワードは…

『織姫さま』
なのです。


そのご報告は
また、明日!











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