九州、鹿児島の
桜島が
噴火レベル４に引き上げられたのは
先日、８月１５日のこと。
なんだか、すごいことになってきました。
大規模噴火って
いったいどんなレベルなのでしょう。
二万五千年前の大規模噴火では
姶良カルデラというのが出来て
現在の桜島がぽっかりと海に囲まれた。
その火山灰は、甲府盆地にまで降り積もったそうです。
当然富士山がある場所にも降り積もったのでしょうが
その後に現在の新富士火山が噴火したので
さらにそれを覆い隠してしまったのだとか。
この桜島
富士山と異なる点は
常に噴火を繰り返していること。
つい二年前、２０１３年８月にも
噴火をしています。
おおおー！
まるで、八岐大蛇だね‼
でも、これが大規模噴火ではないらしい。
今回、２０１５年の噴火は
こちらより更にマグマのエネルギーが溜まっているらしいのです。
で
表題の、桜島と富士山の共通点、ですが
以前、ある方から聞いたお話では
『桜島の神様も、富士山と同じ
木花之開耶姫さまなのよ！』
えー？
そうなんですか？？？
もっとも
コノハナノサクヤヒメさまは
桜の木の精という説もあり
桜島も同じ火山の女神として
それはありなのかも知れません。
(それに、九州の鹿児島の隼人の姫と言われているこの木花之開耶姫は
こちらの方がルーツなのかも知れなくて…)
それで、突然気になって
桜島の神様を調べてみたのです。
すると、『月読神社』というのが
真っ先に出てきました。
| No | 神社名 | 位置所在 | 名称 | 祭神 | 摘要 | 備考 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月読神社 | 主祭神 | 月読命 | |||||||||||
| 相殿 | 天津彦彦火邇邇芸尊 | 木花咲耶姫命 | 彦火火出見尊 | 鵜茅葺茅不合尊 | 豊玉彦尊 | ||||||||
| 境内 | 稲荷社 | 宇迦之御魂神 | 島津継豊女子久信 | ||||||||||
| 階段（石段参道） | 門守神社 | 櫛磐間戸尊 | 豊磐間戸尊 | ||||||||||
こちらは、主祭神は『月読命』ですが
たしかに、相殿として
木花之開耶姫の名が挙げられています。
うーん、
何か、納得がいきません。
それが、何なのか？
九州というのも
大和朝廷が存在する以前から
古い古い信仰のカタチがあって
桜島が２５０００年前に登場したのであれば
その後の縄文時代において
おそらくは、火の民たちの信仰の対象となっていたのに違いない。
その島は
『カゴシマ』と呼ばれていたらしいのです。
なんと！
現在は県名となっている
そのルーツが、この島なのらしい。
元々は土着の神々が、火の神として
祀られていたところに
古事記や日本書紀に登場する神々に
祭神が挿げ替えられてしまったんだろうな…
そんな気がしたんです。
富士山が
もともとは
『アサマノオホカミ』であったのと同じように。
わたしは時折
このおやまを
親しみを込めて
アサマ、と呼びます。
アサマノオホカミよ…
今日のあなたはステキでした。
久しぶりのあなたの姿は
今朝は、頭に帽子を被っていたね。
そして
夕方には…
金色の雲に包まれていたが
その上空の
画面に入り切らないほど大きな
何かの存在のような…
この
日本列島を代表する
ふたつのビックな火山の共通点は…
それは
大和朝廷から見たら
まつろわぬものどもの
聖なるおやま、
だったのかも知れません。
桜島。
わたしの当てにならぬ勘によると
大規模噴火をするのでは無いかしら？
これは、
富士山の姉妹山。
代理の噴火をするのでは無いだろうか？
こちらもただの妄想なのですが…