Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5679

88のエナジー②明見之龍神

ここを初めて訪れたのは

2003年の12月の21日。

その時には
明見之龍神社が確かにあったのですが


(その頃の画像、お借りしました。)

こちらは江戸時代初期から栄えた
富士講の信仰の中で
内富士八海三番として
大切な禊の場として信仰されていたようです。

しかし
かっきり九年後の
2012年12月21日に
人生で二度目に訪れたとき
(これって本当にたまたま偶然なのです。)

そこは

神社がそのまま無くなっておりました。



鳥居の足が一本
ポツンと残されておりました。

こんなことってあるのですね。

『そうなんだあ』

カンちゃんはそう言って
奥の祠があった場所に入って行きました。



祠があった場所にはまだ
コンクリートの礎が残っており

その後ろに、不思議な形の自然石があって

まるで、座禅草の蕾みたい。

ほら
あそこ、
あそこにまだエネルギーが残っているよ。

そう教えてくれました。

手をかざしてみて?


ほんとうだ!

ピリピリくるよ‼

ふたりで
かつて、阿栖湖と呼ばれていた
美しき蓮の花咲く明見湖を


反時計回りに一周すると

そこには
不思議な鳥居があったはず。

『明見之龍神』と明記した
細長い鳥居のみがあり
それは、背後の山があるのみで
ほかには何もない。

場所がわからなくなって

chiaさんに聞きました。

ありますよ、ホラ!
こっち、こっち。

彼女と三歳児のM君が
どんどん登っていく。

すると…

何という不思議な鳥居。

その後ろには
何もないんです。

山が、あるだけです。

龍神が、山?

変ですよね。

そうしたら
すかさず
地元で生まれ育ったchiaさんが言いました。

これは『背戸山』です。
その向こうに

アレがあるじゃないですか!

そう、アレ‼

わたしもね
今日、ここに向かいながら

アレも行くことになるのかなあ、と
ぼんやりと考えてたのよう~!

ふたりにしかわからない『アレ』で
キョトンとするカンちゃん。

でも
流れにすでに乗っています。


来てるなあ…

88の半端ないエナジーは
わたしたちをどこまでも誘う。

光が変わった‼
おいで
おいで…

この背戸山の向こうへ。





Viewing all articles
Browse latest Browse all 5679

Trending Articles