今日はまた
樹海にいます。
ガイド仲間から、昨夜メールあり
当番を代わってくれないか？と。
お休みの予定だったけど
急遽出勤しました。
お天気次第でお客さまの数は変わるのだけど、たまにはゆっくり森と対峙したい。
青梅雨の樹海は
時折、木漏れ日が差し込んでみたり
小雨がぱらついたり…
宝石のような水玉が…
今日はふた組の家族さんをご案内したけれど
午後の東京からいらした四名の家族さん、
『ドラマに出てたわね、ちょうど、あんな感じのところ、』と指をさす。
そうなんですか？
なんのドラマでしたか⁇
そうしたら、山ピーの…の仰ったので
あれあれ？
アルジャーノンに花束を？と聞いたら
そうそう、最終回にね、アルジャーノンを埋めた樹海に行くの、と教えてくださった。
この番組は、何度か見たことがあるのだけど、原作も読んでいないし、動物実験の話しであったので、最後まで見れなかったのです。
ヘェ～
樹海なんだ、
急に興味が湧きました。
YouTubeで視聴できるので
あとで、見てみようかな…
アルジャーノンに花束を『最終回』
この森の主役でもある
ヒメネズミ。
ある意味、アルジャーノン？
いつもヒメネズミの話しをさせて頂くときの写真はこちら。
今日は
たくさんのお花が咲いていた。
樹海の中では
あの、銀竜草が青く光っていた。
不思議な草だね。
自分で光合成をすることを止めた。
同じく
薄紫にひっそりと咲くのは…
秘めやかに、密やかに咲く。
もっともっと小さな虫たちの世界も見つけた。
オレンジの体をもつ
手足の長い生き物…
ザトウムシくん。
千と千尋の 釜ジイのモデルなんです。
姫もいました。
なんていう名前の蝶なのでしょう。
アルジャーノンの森は
生きとし生けるものの
小さな
大きな
宇宙でもありました。