この図は今までに何度も引用させて頂いていますが…
そして、
現在は
三つの火山がフィリピン海プレートの活動によって出現しました。
小御岳火山
愛鷹火山
箱根火山
その後、この三つの山は
それぞれ全く異なった運命を辿り…
箱根山はお山の上部が吹っ飛ぶほどの大噴火を遂げて、カルデラ火山となり
そして、小御岳山は火山としての活動を16万年ほど前に終えて
新しい富士火山の一部となり埋れていきました。
しかし、小御岳山の山頂火口は
富士火山の山体から露出しており
鎌倉時代には、修験道の聖地として天狗さまが祀られ、明治になってからイワナガヒメ神となったようです。
地学的な解明や分析を待たずに
昔の人々は、そこが重要なポイントであることを感知出来たのでしょう。
もっとも修験道の道者というものは、気脈や龍脈を読むことにたけていたようです。
この図はちょうどわが家から見える富士山の断面をデフォルメして描いたようなもの。
右肩が小御岳山、左肩が宝永山です。
山中湖から見る富士山もほぼ同じ形です。
五合目ロータリーに到着したした。
まだ、雪が残っています。
そして、
当たり前なのだけど
ここからは、山中湖と忍野村が
眼科に見下ろせます。
小御岳神社は馬蹄形の火口の高みにあり
小御岳は富士山が作られる前からあったいにしえの山。小御岳と古富士が土台となって、何度も噴火を繰り返し、いまの富士山の姿ができました。
冨士山小御岳神社は937(承平7)年、山岳信仰の聖地である小御岳山の山頂(冨士山五合目)に鎮座、創建されました。
山岳信仰の霊地として古くから祈りの場として多くの崇敬者、修行者が訪れました。
毎年7月1日には富士山の開山を祝い、開山祭が早朝に行われています。
富士山の五合目周辺は「天狗の庭」と呼ばれ、天狗が支配していたという言い伝えがあります。
小御嶽太郎坊正真という天狗様で、道開きの神様として冨士山小御嶽神社に祀られています。』
天狗さま山岳信仰に欠かせない存在だったらしいのです。
道開きの神、猿田彦神でもあります。
現在は
磐長姫神。
山頂が聳えています。
山麓から見るよりも
黒々とした山肌が際立ちます。
Hさんの道案内で来たわたしですが
わたし自身も
この日に来る必要があったようです。
ありがたいことです。
せっかく料金を払って登ってきたのですが
御参りをしたら
すぐさま下山です。
いつまでも、ここの気を感じていたいけど、
次のポイントへ急ぎます。